つくば宇宙フォーラム

第148

Nancy Grace Roman 宇宙望遠鏡が拓く新たな宇宙像

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山田 亨 氏

JAXA 宇宙科学研究所

Nancy Grace Roman (*) 宇宙望遠鏡 (以下,Roman) の打上がいよいよ約2年後に迫ってきた。Roman は,James Webb 宇宙望遠鏡に続くNASAが主導する大型宇宙物理学ミッションで,口径2.4mの光学望遠鏡と 2.88億画素の広視野近赤外撮像・分光装置を持ち,ハッブル宇宙望遠鏡の約200倍の視野で,宇宙の加速膨張史の精密測定とダークエネルギーの性質の解明,宇宙の構造形成史の広範かつ精密な測定,太陽系外惑星の分布の全貌を把握する研究,そして,近赤外線広視野観測を活...

第145

Volume density structure of the NGC 253 CMZ through ALCHEMI excitation analysis: what is the critical difference between NGC253 and Milky Way?

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田中 邦彦 氏

慶応大

NGC 253 is an archetypal starburst galaxy in the nearby universe, whose relative proximity (D ~ 3.5 Mpc) makes it an ideal target for studying the physical and chemical environments conducive to highly active star formation (SF). In particular, its s...

第144

すばる広視野サーベイとJWSTで見えてきた遠方超巨大ブラックホールの初期成長

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尾上 匡房 氏

東京大学 Kavli IPMU

ビッグバン後10億年未満の初期宇宙に存在する活動的な超巨大ブラックホール(=クェーサー)の初期成長の様子について,主にすばる望遠鏡とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を使った最新の観測成果について紹介する。遠方クェーサーの探査は2000年代のSloan Digital Sky Surveyを皮切りに活発に行われており,これまで300を超える数が報告されている。しかし,これらはサーベイ観測の深さによって初期宇宙で最も明るい(=最も重く,活動性が高い)種族にバイアスされている。また,明るいク...

第143

磁気トルネード現象に注目した,太陽コロナ加熱のためのエネルギー発生・輸送・散逸の数値的研究

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国吉 秀鷹 氏

東京大学

太陽最外層大気(コロナ)はなぜ表面(光球)より数百倍高温で100万度以上にまで達するのか?この太陽コロナ加熱問題は1930年代からの未解決課題であり,SOLAR-Cミッションのメインターゲットである。さらに太陽コロナは極紫外線・X線の放射源であるため,惑星大気進化にも強く影響するため,系外惑星のハビタビリティ研究にとっても重要である。コロナ加熱のためのエネルギーは光球で発生したアルフベン波によって輸送されると考えられており,磁気トルネードと呼ばれる局所・突発的なアルフベン波の役割に近年注目が集ま...

第142

ALMA and JWST exploration of high-redshift galaxies (and stars)

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札本 佳伸 氏

千葉大学

Extragalactic astronomy is currently in an exciting period. Observing high-redshift galaxies allows us to directly see galaxies in the distant past, dating back to when the Universe was only nearly a few hundred million years old. This remarkable fea...

第141

Cloud-scale molecular gas properties of nearby spiral and starburst galaxies with ALMA

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斉藤 俊貴 氏

国立天文台

(Ultra)luminous infrared galaxies (= (U)LIRGs) at z=0 form stars 10-100 times more efficiently than z=0 main sequence (MS) galaxies, which is explained by nearby (U)LIRGs being gas-rich merging galaxies. Numerical simulations and sub-kpc observation...

第140

X線偏光観測による活動銀河核の構造

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谷本 敦 氏

鹿児島大学

 活動銀河核(Active Galactic Nucleus; AGN)とは,超巨大質量ブラックホール(SuperMassive Black Hole; SMBH)への質量降着により,その重力エネルギーを放射エネルギーへ変換し,銀河中心が約$10^{9}$太陽光度で光り輝く現象です。AGNは電波からガンマ線を放射しており,これまで様々な波長で観測されてきました。特に近年では,サブミリ波干渉計Atacama Large Millimeter/submillimeter Array (ALMA)によ...

第139

ダークマターは何者か?:暗黒物質の解明に向けた近傍宇宙論研究の現状と将来展望

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林 航平 氏

仙台高等専門学校

宇宙の物質の大半は暗黒物質によって支配されている。しかしその正体は未だ謎のままであり,現代物理学において最大の問題の1つとなっている。 この未知の物質の正体解明のため,素粒子物理学から天文学まで幅広い分野において様々なアプローチがされている。 その中でも天文観測によるアプローチの1つである,銀河系矮小楕円体銀河(以下,矮小銀河)を用いた暗黒物質理論への制限について主に紹介する。 矮小銀河は暗黒物質が豊富に含まれた銀河であるため,その基本的性質を調べる上で最適な天体の1つである。特に暗黒物質密度分...

第138

スペクトル吸収線から探る原始銀河団ガス

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馬渡 健 氏

筑波大学

銀河の形成・進化を議論するにあたり,銀河間空間との物質循環(ガスの流入と流出)がどのように起きているかは本質的な情報である。遠方天体を背景光源としてそのスペクトル中吸収線を観測することは銀河間物質(IGM)を調べる古典的な手法であるが,近年では背景光源として銀河を使うことで空間分解能を上げてIGMの空間分布を調べられるようになった(IGM tomography; Lee et al. 2018 など)。空間分解能を上げることにより銀河周辺物質(CGM)スケールまで調べられるようになった(Adel...

第137

シミュレーション・サーベイで探る,初代星形成の統一シナリオ

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平野 信吾 氏

東京大学

初代星 (first stars or Population III stars) とは,初期宇宙における始原的ガス雲で誕生する第一世代の星であり,ガス雲が重元素を持つ後の世代の星々 (Population II/I stars) とは形成・進化が異なる考えられている。近年,James Webb Space Telescope (JWST) の登場により,赤方偏移10以上の最遠方銀河の観測研究が加速しており,初代星・初代銀河の理論モデル構築の重要性は増しつつある。本講演では,これまでに数値シミュ...

第136

高エネルギー宇宙を探る新しい手段 〜ようやく切り拓かれたX線偏光観測〜

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玉川 徹 氏

理化学研究所

ブラックホールや中性子星,銀河,銀河団など,宇宙のありとあらゆる階層の天体からX線が発せられている。そのX線を観測することで,高エネルギー天体の正体やX線発生メカニズムを研究するのが,X線天体物理学である。X線天体物理学の中で,唯一手がつけられていなかった「偏光」を感度良く観測する衛星 Imaging X-ray Polarimeter Explorer (IXPE) が,米国 NASA により2021年12月に打ち上げられた。日本からもハードウェアのコア部品を提供しており,多くの研究者が参加し...

第135

高解像度サブミリ波観測が描く活動銀河中心核の新描像

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泉 拓磨 氏

国立天文台

活動銀河中心核(Active Galactic Nucleus = AGN)とは,超巨大ブラックホール (supermassive black hole = SMBH) への質量降着に伴い解放された重力エネルギーで明るく輝く天体現象であり,ブラックホール成長の「現場」を理解するための重要な研究対象である。近年,世界最高性能のサブミリ波干渉計Atacama Large Millimeter/submillimeter Array (ALMA)の登場により,AGN周辺物質の諸性質を高感度かつ高解像度...

第134

超新星爆発と同位体$^{56}$Ni

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澤田 涼

東京大学

重力崩壊型超新星(以下,超新星)とは,大質量星が恒星進化の最後に起こす爆発現象である。そして超新星の爆発機構は,天体物理学の未解決問題のひとつに挙げられる。超新星の大規模数値シミュレーション研究では, 2000年代は「爆発が再現できない問題」,2010年代は「爆発エネルギーが再現できない問題」を乗り越え,現在では従来期待されたタイムスケールよりも長い時間 を数値計算で追うと超新星爆発を再現できるとの結果が報告された。そのようにして「古典的な描像に比べて,長い時間 (>1秒 )をかけて超新星の爆発...

第133

偏光画像で探る,超大質量ブラックホール直近の降着円盤ージェット構造

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恒任 優 氏

筑波大学

超大質量ブラックホールの直接撮像の実現により,活動銀河核ジェットの謎に包まれた駆動メカニズム理解に向け新たな地平が切り拓かれた。この好機にあたり,我々は輻射輸送計算による偏光画像の予測を通じて,ブラックホール付近の降着円盤とジェットの構造を調べることを考えた。まずM87ジェットについて,直線偏光ベクトルが外部の冷えた円盤中でファラデー回転により掻き乱され,元の情報を失うことを確認した。さらに我々は,放射時点では微弱な円偏光成分が,最内縁部の揃った磁場を持つ高温円盤中でファラデー変換を受け増幅する...

第132

分子ガス観測から探る棒渦巻銀河内部の星形成活動

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前田 郁弥 氏

東京大学天文学教育研究センター

円盤銀河内部の星形成活動は構造(中心部, 腕部, 棒部 など)に依存することが知られている。中でも棒渦巻銀河はその依存性が顕著であり,腕部では活発に星形成しているのに対して,棒部では星形成活動が弱い(星形成率が小さい)ことが知られている。また,非常に活発な星形成活動が腕部と棒部の結合部であるBar endや中心部で見られる場合もある。銀河の星形成を理解する上では,この構造間での星形成活動の差が生まれる原因を明らかにすることが重要な課題である。星は分子ガスから誕生することを考えると,まずは分子ガス...

第131

分子雲における星形成フィラメントの形成と進化

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安部 大晟 氏

名古屋大学

星は分子雲中の高密度領域で形成されるが,その高密度領域がフィラメント状であることがわかっている。フィラメントの形成と進化は星形成の初期条件を決定するため重要である。本発表ではフィラメント形成・進化についての我々の研究成果を報告する。 分子雲を通過する衝撃波がそのフィラメントの形成を誘発することがわかっている。ところがフィラメントの形成機構には複数の理論が乱立しており,理解されたとは言えなかった。本研究では乱立している形成理論を整理するために,衝撃波と分子雲の相互作用を模擬するような3次元磁気流体...

第130

CMB偏光観測実験GroundBIRD

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本多 俊介 氏

筑波大学

宇宙の進化にともなって旅をしてきたビッグバンの残光「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)には138 億年の歴史が刻印されている。CMBにわずかに現れる揺らぎのパターンを精査して引き出された数々の情報は,われわれのもつ宇宙の描像を劇的に更新してきた。現在,CMB偏光揺らぎのパターンを詳細に観測する研究が大きな注目を集めている。インフレーション宇宙論の証拠となる原始重力波の発見やニュートリノ質量和の初測定など,偏光観測で得られる前人未到の成果を目指して,たくさんの研究グループがしのぎを削っている。その...

第129

電波観測で探るマイクロクエーサーSS433のジェットによる宇宙線粒子加速

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酒見 はる香 氏

鹿児島大学

1970年代の発見以来,マイクロクエーサーSS433は銀河系内の最も活動的なジェット天体の1つとして注目を集め続け,数多くの研究が行われてきた。しかしながら,その主星や伴星の正体,天体までの距離の同定など現在でも多くの未解決問題が残されている。さらにはSS433の周辺を取り囲む巨大な電波星雲W50についても,その起源は完全には明らかにされていない。 近年,SS433ジェットからTeVガンマ線が検出された。これはジェットによって宇宙線が高エネルギーに加速されていることを意味しており,マイクロクエ...

第128

The Age of Discovery with JWST: Excavating the First Massive Black Holes and First Galaxies

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稲吉 恒平 氏

北京大学

The James Webb Space Telescope (JWST) is opening a new window of the most distant universe and will unveil the early growth of supermassive black holes (BHs) in the first galaxies. The existence of supermassive massive BHs observed when the universe ...

第127

Probing the impact of feedback by cosmological hydrodynamic simulations

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長峯 健太郎 氏

大阪大学

宇宙背景放射の観測によって,$\Lambda$ cold dark matter (CDM)モデルが標準宇宙モデルとして確立されて,大スケールでは$\Lambda$CDMモデルは非常に成功しており,宇宙大規模構造のバックボーンを提供している。しかし,1Mpc以下の小スケールにおいては,銀河形成に関する理解はまだ多くのギャップがある。特に,超新星爆発やSMBHからのフィードバックは,銀河やSMBH自体の成長を自己制御する上で重要な役割を果たしているが,その詳細なメカニズムはまだよくわかっていない。...

第126

Event Horizon Telescopeによる天の川銀河中心の巨大ブラックホールの撮影成果と将来展望

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森山 小太郎 氏

ゲーテ大学

2022年5月12日,国際共同研究プロジェクト Event Horizon Telescope (EHT) Collaborationにより,私たちの住む天の川銀河中心にある巨大ブラックホール Sgr A*のごく近傍 (数重力半径スケール)の撮影結果が,世界で初めて公開された。 EHTは,世界各国の望遠鏡を結ぶことで地球スケールの仮想望遠鏡を構成し,ブラックホールごく近傍の世界を撮影・解明する,国際共同研究プロジェクトである。 Sgr A*は,最も大きな視直径を持つ巨大ブラックホールであると同時...

第123

初代星の痕跡に迫る多角的研究

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桐原 崇亘 氏

筑波大学計算科学研究センター

初代星はわれわれの宇宙で最初の輝く天体であり,重元素をはじめて生みだす天体でもあるため,宇宙史のなかで特に重要な役割を担っている。しかしながら,いまだ観測的にその直接的な痕跡は得られていない。現在,多波長で新世代の観測機器の運用・観測計画が開始されており,2020-30年代の初代星痕跡の発見が期待される段階にきている。また,重力波干渉計LIGO・VIRGOによる重力波イベントの検出により,重力波を道具とする新時代へと突入した。そのため,初代天体について理論と観測とをつなげて理解を深める研究が求め...

第122

分子雲衝突と機械学習

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藤田 真司 氏

大阪府立大学

大質量星は星間物質及び銀河全体の物理的・化学的進化を考える上で非常に重要な存在である。その形成の鍵を握るのは母体である分子雲コアへの質量降着である。近年、希薄な星間ガスが分子雲コアを経て大質量星へと成長する主要な機構として、分子雲同士の超音速衝突による急激な圧縮が大きく注目されつつある。これまでに100天体近い領域で分子雲衝突の証拠が報告されており、それらは比較的小規模のもの (単一のOB型星) から大規模なもの (ミニスターバースト) まで多岐に渡る。本講演ではその一部についての観測的証拠を紹...

第121

On the Tidal Formation of Dark Matter Deficient Galaxies

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扇谷 豪 氏

ウォータールー大学

Recently, observations reported that the ultra diffuse galaxy NGC1052-DF2 (DF2), believed to be a member of the NGC1052 group, is dark matter (DM) deficient. Its inferred DM mass is smaller, by a factor of a few hundred, than what is expected based o...

第120

ブラックホール直近領域の偏光画像から探る活動銀河核ジェットの駆動磁場構造

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恒任 優 氏

京都大学

Event Horizon Telescopeが超巨大ブラックホールの直接撮像に成功したことにより、ブラックホール研究は画像観測からその性質を探る新たな時代を迎えた。特にその偏光画像はブラックホール付近の磁場構造を反映するため、活動銀河核ジェットの形成と駆動メカニズム解明への手がかりとして注目されている。本研究で我々は、偏光成分"ストークスパラメータ(I,Q,U,V)"について、シンクロトロン放射と自己吸収、およびファラデー効果を考慮した上で一般相対論的輻射輸送計算を行い、偏光イメージを理論的に...

第119

Identifying galactic structures in a galaxy more than 12 billion years ago using the gas dynamics

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津久井 崇史 氏

総研大

Spiral galaxies observed today (redshift z=0) have distinct internal structures: supper massive black hole (SMBH), dense stellar cluster known as bulge; a flat rotating disk; and extended dark matter halo. The cosmic averaged star formation is sugges...

第118

21-cm線観測による宇宙論解析のための理論的枠組みの構築

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安藤 梨花 氏

名古屋大学

宇宙が加速膨張している事が観測から確認されており、これを説明する理論としてダークエネルギーや、修正重力理論が提唱されているが、未だ明確にはわかっていない。これらの理論モデルの違いは、大スケールの物質の密度ゆらぎの大きさや時間進化に表れる。従って宇宙の大規模構造の観測から、理論モデルへの制限を与えることができる。本研究では中性水素から放出される21-cm線を用いた大規模構造の探査による宇宙論解析に着目した。21-cm線の赤方偏移は周波数から測定することができるため、従来の観測よりも過去からの時間発...

第117

The Diversity of IGM-galaxy connection among galaxies at redshift z = 2-3

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百瀬 莉恵子 氏

東京大学

The link between the intergalactic medium (IGM) and galaxies is key to understand the evolution of baryonic matter and galaxies. In fact, several observational studies have confirmed the connection between the IGM HI and galaxies up to several tens c...

第148

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Nancy Grace Roman 宇宙望遠鏡が拓く新たな宇宙像

山田 亨 氏

JAXA 宇宙科学研究所

Nancy Grace Roman (*) 宇宙望遠鏡 (以下,Roman) の打上がいよいよ約2年後に迫ってきた。Roman は,James Webb 宇宙望遠鏡に続くNASAが主導する大型宇宙物理学ミッションで,口径2.4mの光学望遠鏡と 2.88億画素の広視野近赤外撮像・分光装置を持ち,ハッブル宇宙望遠鏡の約200倍の視野で,宇宙の加速膨張史の精密測定とダークエネルギーの性質の解明,宇宙の構造形成史の広範かつ精密な測定,太陽系外惑星の分布の全貌を把握する研究,そして,近赤外線広視野観測を活...

令和6年 10月   15 : 30     宇宙論 , 太陽系外惑星 , 大規模構造
第147

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Star formation induced by cloud-cloud collisions in nearby barred galaxies

渡邉 祥正 氏

芝浦工業大学

More than 300 molecular species have been identified in the interstellar matter. These chemical compositions provide various insights into the physical condition of molecular gas, its surrounding environment, and its evolution in the star and planet ...

令和6年 9月   15 : 30     星形成 , ,
第146

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Formation of intermediate-mass black hole in forming star clusters

藤井 通子 氏

東京大学

The existence of intermediate-mass black holes (IMBHs) in globular clusters has been debated. One possible way to form IMBHs in globular clusters is by repeating the merger of BHs in star clusters. However, gravitational-wave recoils kick the IMBHs o...

令和6年 7月   15 : 30     ブラックホール , 大質量星 , 星形成
第145

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Volume density structure of the NGC 253 CMZ through ALCHEMI excitation analysis: what is the critical difference between NGC253 and Milky Way?

田中 邦彦 氏

慶応大

NGC 253 is an archetypal starburst galaxy in the nearby universe, whose relative proximity (D ~ 3.5 Mpc) makes it an ideal target for studying the physical and chemical environments conducive to highly active star formation (SF). In particular, its s...

令和6年 6月   15 : 30     アルマ , スターバースト , 天の川銀河中心域
第144

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すばる広視野サーベイとJWSTで見えてきた遠方超巨大ブラックホールの初期成長

尾上 匡房 氏

東京大学 Kavli IPMU

ビッグバン後10億年未満の初期宇宙に存在する活動的な超巨大ブラックホール(=クェーサー)の初期成長の様子について,主にすばる望遠鏡とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)を使った最新の観測成果について紹介する。遠方クェーサーの探査は2000年代のSloan Digital Sky Surveyを皮切りに活発に行われており,これまで300を超える数が報告されている。しかし,これらはサーベイ観測の深さによって初期宇宙で最も明るい(=最も重く,活動性が高い)種族にバイアスされている。また,明るいク...

令和6年 5月   15 : 30     巨大ブラックホール , ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 , 初期宇宙
第143

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磁気トルネード現象に注目した,太陽コロナ加熱のためのエネルギー発生・輸送・散逸の数値的研究

国吉 秀鷹 氏

東京大学

太陽最外層大気(コロナ)はなぜ表面(光球)より数百倍高温で100万度以上にまで達するのか?この太陽コロナ加熱問題は1930年代からの未解決課題であり,SOLAR-Cミッションのメインターゲットである。さらに太陽コロナは極紫外線・X線の放射源であるため,惑星大気進化にも強く影響するため,系外惑星のハビタビリティ研究にとっても重要である。コロナ加熱のためのエネルギーは光球で発生したアルフベン波によって輸送されると考えられており,磁気トルネードと呼ばれる局所・突発的なアルフベン波の役割に近年注目が集ま...

令和6年 4月   15 : 30     , 磁気流体力学 ,
第142

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ALMA and JWST exploration of high-redshift galaxies (and stars)

札本 佳伸 氏

千葉大学

Extragalactic astronomy is currently in an exciting period. Observing high-redshift galaxies allows us to directly see galaxies in the distant past, dating back to when the Universe was only nearly a few hundred million years old. This remarkable fea...

令和6年 3月   15 : 30     アルマ , ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 , 高赤方偏移銀河
第141

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Cloud-scale molecular gas properties of nearby spiral and starburst galaxies with ALMA

斉藤 俊貴 氏

国立天文台

(Ultra)luminous infrared galaxies (= (U)LIRGs) at z=0 form stars 10-100 times more efficiently than z=0 main sequence (MS) galaxies, which is explained by nearby (U)LIRGs being gas-rich merging galaxies. Numerical simulations and sub-kpc observation...

令和6年 1月   14 : 30     銀河進化 , 分子雲 , AGNフィードバック
第140

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X線偏光観測による活動銀河核の構造

谷本 敦 氏

鹿児島大学

 活動銀河核(Active Galactic Nucleus; AGN)とは,超巨大質量ブラックホール(SuperMassive Black Hole; SMBH)への質量降着により,その重力エネルギーを放射エネルギーへ変換し,銀河中心が約$10^{9}$太陽光度で光り輝く現象です。AGNは電波からガンマ線を放射しており,これまで様々な波長で観測されてきました。特に近年では,サブミリ波干渉計Atacama Large Millimeter/submillimeter Array (ALMA)によ...

令和5年 12月   16 : 30     活動銀河核 , セイファート銀河 , X線
第139

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ダークマターは何者か?:暗黒物質の解明に向けた近傍宇宙論研究の現状と将来展望

林 航平 氏

仙台高等専門学校

宇宙の物質の大半は暗黒物質によって支配されている。しかしその正体は未だ謎のままであり,現代物理学において最大の問題の1つとなっている。 この未知の物質の正体解明のため,素粒子物理学から天文学まで幅広い分野において様々なアプローチがされている。 その中でも天文観測によるアプローチの1つである,銀河系矮小楕円体銀河(以下,矮小銀河)を用いた暗黒物質理論への制限について主に紹介する。 矮小銀河は暗黒物質が豊富に含まれた銀河であるため,その基本的性質を調べる上で最適な天体の1つである。特に暗黒物質密度分...

令和5年 11月   15 : 30     暗黒物質 , 矮小銀河 , すばる望遠鏡
第138

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スペクトル吸収線から探る原始銀河団ガス

馬渡 健 氏

筑波大学

銀河の形成・進化を議論するにあたり,銀河間空間との物質循環(ガスの流入と流出)がどのように起きているかは本質的な情報である。遠方天体を背景光源としてそのスペクトル中吸収線を観測することは銀河間物質(IGM)を調べる古典的な手法であるが,近年では背景光源として銀河を使うことで空間分解能を上げてIGMの空間分布を調べられるようになった(IGM tomography; Lee et al. 2018 など)。空間分解能を上げることにより銀河周辺物質(CGM)スケールまで調べられるようになった(Adel...

令和5年 10月   15 : 30     銀河間物質 , ,
第137

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シミュレーション・サーベイで探る,初代星形成の統一シナリオ

平野 信吾 氏

東京大学

初代星 (first stars or Population III stars) とは,初期宇宙における始原的ガス雲で誕生する第一世代の星であり,ガス雲が重元素を持つ後の世代の星々 (Population II/I stars) とは形成・進化が異なる考えられている。近年,James Webb Space Telescope (JWST) の登場により,赤方偏移10以上の最遠方銀河の観測研究が加速しており,初代星・初代銀河の理論モデル構築の重要性は増しつつある。本講演では,これまでに数値シミュ...

令和5年 9月   15 : 30     初代星 , 初期宇宙 , 星形成
第136

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高エネルギー宇宙を探る新しい手段 〜ようやく切り拓かれたX線偏光観測〜

玉川 徹 氏

理化学研究所

ブラックホールや中性子星,銀河,銀河団など,宇宙のありとあらゆる階層の天体からX線が発せられている。そのX線を観測することで,高エネルギー天体の正体やX線発生メカニズムを研究するのが,X線天体物理学である。X線天体物理学の中で,唯一手がつけられていなかった「偏光」を感度良く観測する衛星 Imaging X-ray Polarimeter Explorer (IXPE) が,米国 NASA により2021年12月に打ち上げられた。日本からもハードウェアのコア部品を提供しており,多くの研究者が参加し...

令和5年 7月   15 : 30     ,
第135

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高解像度サブミリ波観測が描く活動銀河中心核の新描像

泉 拓磨 氏

国立天文台

活動銀河中心核(Active Galactic Nucleus = AGN)とは,超巨大ブラックホール (supermassive black hole = SMBH) への質量降着に伴い解放された重力エネルギーで明るく輝く天体現象であり,ブラックホール成長の「現場」を理解するための重要な研究対象である。近年,世界最高性能のサブミリ波干渉計Atacama Large Millimeter/submillimeter Array (ALMA)の登場により,AGN周辺物質の諸性質を高感度かつ高解像度...

令和5年 6月   15 : 30     活動銀河核 , アルマ , 巨大ブラックホール
第134

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超新星爆発と同位体$^{56}$Ni

澤田 涼

東京大学

重力崩壊型超新星(以下,超新星)とは,大質量星が恒星進化の最後に起こす爆発現象である。そして超新星の爆発機構は,天体物理学の未解決問題のひとつに挙げられる。超新星の大規模数値シミュレーション研究では, 2000年代は「爆発が再現できない問題」,2010年代は「爆発エネルギーが再現できない問題」を乗り越え,現在では従来期待されたタイムスケールよりも長い時間 を数値計算で追うと超新星爆発を再現できるとの結果が報告された。そのようにして「古典的な描像に比べて,長い時間 (>1秒 )をかけて超新星の爆発...

令和5年 5月   15 : 30     超新星
第133

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偏光画像で探る,超大質量ブラックホール直近の降着円盤ージェット構造

恒任 優 氏

筑波大学

超大質量ブラックホールの直接撮像の実現により,活動銀河核ジェットの謎に包まれた駆動メカニズム理解に向け新たな地平が切り拓かれた。この好機にあたり,我々は輻射輸送計算による偏光画像の予測を通じて,ブラックホール付近の降着円盤とジェットの構造を調べることを考えた。まずM87ジェットについて,直線偏光ベクトルが外部の冷えた円盤中でファラデー回転により掻き乱され,元の情報を失うことを確認した。さらに我々は,放射時点では微弱な円偏光成分が,最内縁部の揃った磁場を持つ高温円盤中でファラデー変換を受け増幅する...

令和5年 4月   15 : 30     AGNジェット , , 輻射輸送
第132

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分子ガス観測から探る棒渦巻銀河内部の星形成活動

前田 郁弥 氏

東京大学天文学教育研究センター

円盤銀河内部の星形成活動は構造(中心部, 腕部, 棒部 など)に依存することが知られている。中でも棒渦巻銀河はその依存性が顕著であり,腕部では活発に星形成しているのに対して,棒部では星形成活動が弱い(星形成率が小さい)ことが知られている。また,非常に活発な星形成活動が腕部と棒部の結合部であるBar endや中心部で見られる場合もある。銀河の星形成を理解する上では,この構造間での星形成活動の差が生まれる原因を明らかにすることが重要な課題である。星は分子ガスから誕生することを考えると,まずは分子ガス...

令和5年 2月   15 : 30     分子雲 , 星形成 , 銀河進化
第131

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分子雲における星形成フィラメントの形成と進化

安部 大晟 氏

名古屋大学

星は分子雲中の高密度領域で形成されるが,その高密度領域がフィラメント状であることがわかっている。フィラメントの形成と進化は星形成の初期条件を決定するため重要である。本発表ではフィラメント形成・進化についての我々の研究成果を報告する。 分子雲を通過する衝撃波がそのフィラメントの形成を誘発することがわかっている。ところがフィラメントの形成機構には複数の理論が乱立しており,理解されたとは言えなかった。本研究では乱立している形成理論を整理するために,衝撃波と分子雲の相互作用を模擬するような3次元磁気流体...

令和5年 1月   15 : 30     星形成 , 分子雲 , 磁気流体力学
第130

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CMB偏光観測実験GroundBIRD

本多 俊介 氏

筑波大学

宇宙の進化にともなって旅をしてきたビッグバンの残光「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)には138 億年の歴史が刻印されている。CMBにわずかに現れる揺らぎのパターンを精査して引き出された数々の情報は,われわれのもつ宇宙の描像を劇的に更新してきた。現在,CMB偏光揺らぎのパターンを詳細に観測する研究が大きな注目を集めている。インフレーション宇宙論の証拠となる原始重力波の発見やニュートリノ質量和の初測定など,偏光観測で得られる前人未到の成果を目指して,たくさんの研究グループがしのぎを削っている。その...

令和4年 12月   15 : 00     宇宙マイクロ波背景放射 , 宇宙論 , Bモード偏光
第129

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電波観測で探るマイクロクエーサーSS433のジェットによる宇宙線粒子加速

酒見 はる香 氏

鹿児島大学

1970年代の発見以来,マイクロクエーサーSS433は銀河系内の最も活動的なジェット天体の1つとして注目を集め続け,数多くの研究が行われてきた。しかしながら,その主星や伴星の正体,天体までの距離の同定など現在でも多くの未解決問題が残されている。さらにはSS433の周辺を取り囲む巨大な電波星雲W50についても,その起源は完全には明らかにされていない。 近年,SS433ジェットからTeVガンマ線が検出された。これはジェットによって宇宙線が高エネルギーに加速されていることを意味しており,マイクロクエ...

令和4年 11月   15 : 30     宇宙線 , 観測
第128

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The Age of Discovery with JWST: Excavating the First Massive Black Holes and First Galaxies

稲吉 恒平 氏

北京大学

The James Webb Space Telescope (JWST) is opening a new window of the most distant universe and will unveil the early growth of supermassive black holes (BHs) in the first galaxies. The existence of supermassive massive BHs observed when the universe ...

令和4年 10月   15 : 30     初期宇宙 , 巨大ブラックホール , 輻射流体シミュレーション
第127

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Probing the impact of feedback by cosmological hydrodynamic simulations

長峯 健太郎 氏

大阪大学

宇宙背景放射の観測によって,$\Lambda$ cold dark matter (CDM)モデルが標準宇宙モデルとして確立されて,大スケールでは$\Lambda$CDMモデルは非常に成功しており,宇宙大規模構造のバックボーンを提供している。しかし,1Mpc以下の小スケールにおいては,銀河形成に関する理解はまだ多くのギャップがある。特に,超新星爆発やSMBHからのフィードバックは,銀河やSMBH自体の成長を自己制御する上で重要な役割を果たしているが,その詳細なメカニズムはまだよくわかっていない。...

令和4年 9月   15 : 00     宇宙論シミュレーション , CGM , 銀河間物質
第126

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Event Horizon Telescopeによる天の川銀河中心の巨大ブラックホールの撮影成果と将来展望

森山 小太郎 氏

ゲーテ大学

2022年5月12日,国際共同研究プロジェクト Event Horizon Telescope (EHT) Collaborationにより,私たちの住む天の川銀河中心にある巨大ブラックホール Sgr A*のごく近傍 (数重力半径スケール)の撮影結果が,世界で初めて公開された。 EHTは,世界各国の望遠鏡を結ぶことで地球スケールの仮想望遠鏡を構成し,ブラックホールごく近傍の世界を撮影・解明する,国際共同研究プロジェクトである。 Sgr A*は,最も大きな視直径を持つ巨大ブラックホールであると同時...

令和4年 7月   15 : 30     SgrA* , ブラックホール , 一般相対論
第125

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ALMA/NOEMA view of galaxy-scale molecular outflows

サラク ドラガン 氏

北海道大学

Kiloparsec-scale outflows of gas and dust are thought to be an important mechanism in regulating star formation in galaxies and increasing the metallicity of circumgalactic and intergalactic media. In the past two decades, outflows have been discover...

令和4年 6月   15 : 30     アルマ , スターバースト , AGNフィードバック
第124

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UV & Ly-alpha halos of LAEs across environments at z=2.84

菊田 智史 氏

筑波大学計算科学研究センター

Diffuse Lyα emission around galaxies, or Lyα halo (LAH), is a valuable probe of their circumgalactic medium which regulate galaxy evolution. We present UV & Lyα radial surface brightness (SB) profiles of Lyα emitters (LAEs) at z = 2.84 detected with ...

令和4年 5月   15 : 30     初期宇宙 , 高赤方偏移銀河
第123

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初代星の痕跡に迫る多角的研究

桐原 崇亘 氏

筑波大学計算科学研究センター

初代星はわれわれの宇宙で最初の輝く天体であり,重元素をはじめて生みだす天体でもあるため,宇宙史のなかで特に重要な役割を担っている。しかしながら,いまだ観測的にその直接的な痕跡は得られていない。現在,多波長で新世代の観測機器の運用・観測計画が開始されており,2020-30年代の初代星痕跡の発見が期待される段階にきている。また,重力波干渉計LIGO・VIRGOによる重力波イベントの検出により,重力波を道具とする新時代へと突入した。そのため,初代天体について理論と観測とをつなげて理解を深める研究が求め...

令和4年 4月   15 : 30     初代星 , 重力波 , 初代銀河
第122

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分子雲衝突と機械学習

藤田 真司 氏

大阪府立大学

大質量星は星間物質及び銀河全体の物理的・化学的進化を考える上で非常に重要な存在である。その形成の鍵を握るのは母体である分子雲コアへの質量降着である。近年、希薄な星間ガスが分子雲コアを経て大質量星へと成長する主要な機構として、分子雲同士の超音速衝突による急激な圧縮が大きく注目されつつある。これまでに100天体近い領域で分子雲衝突の証拠が報告されており、それらは比較的小規模のもの (単一のOB型星) から大規模なもの (ミニスターバースト) まで多岐に渡る。本講演ではその一部についての観測的証拠を紹...

令和3年 12月   13 : 30     分子雲 , 天の川 , 星形成 , 機械学習
第121

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On the Tidal Formation of Dark Matter Deficient Galaxies

扇谷 豪 氏

ウォータールー大学

Recently, observations reported that the ultra diffuse galaxy NGC1052-DF2 (DF2), believed to be a member of the NGC1052 group, is dark matter (DM) deficient. Its inferred DM mass is smaller, by a factor of a few hundred, than what is expected based o...

令和3年 11月   12 : 30     暗黒物質 , 銀河形成 , N体シミュレーション , 球状星団
第120

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ブラックホール直近領域の偏光画像から探る活動銀河核ジェットの駆動磁場構造

恒任 優 氏

京都大学

Event Horizon Telescopeが超巨大ブラックホールの直接撮像に成功したことにより、ブラックホール研究は画像観測からその性質を探る新たな時代を迎えた。特にその偏光画像はブラックホール付近の磁場構造を反映するため、活動銀河核ジェットの形成と駆動メカニズム解明への手がかりとして注目されている。本研究で我々は、偏光成分"ストークスパラメータ(I,Q,U,V)"について、シンクロトロン放射と自己吸収、およびファラデー効果を考慮した上で一般相対論的輻射輸送計算を行い、偏光イメージを理論的に...

令和3年 10月   13 : 30     ブラックホール , AGNジェット , , 輻射輸送 , 一般相対論
第119

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Identifying galactic structures in a galaxy more than 12 billion years ago using the gas dynamics

津久井 崇史 氏

総研大

Spiral galaxies observed today (redshift z=0) have distinct internal structures: supper massive black hole (SMBH), dense stellar cluster known as bulge; a flat rotating disk; and extended dark matter halo. The cosmic averaged star formation is sugges...

令和3年 9月   13 : 30     , 銀河円盤 , アルマ , 銀河ハロー
第118

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21-cm線観測による宇宙論解析のための理論的枠組みの構築

安藤 梨花 氏

名古屋大学

宇宙が加速膨張している事が観測から確認されており、これを説明する理論としてダークエネルギーや、修正重力理論が提唱されているが、未だ明確にはわかっていない。これらの理論モデルの違いは、大スケールの物質の密度ゆらぎの大きさや時間進化に表れる。従って宇宙の大規模構造の観測から、理論モデルへの制限を与えることができる。本研究では中性水素から放出される21-cm線を用いた大規模構造の探査による宇宙論解析に着目した。21-cm線の赤方偏移は周波数から測定することができるため、従来の観測よりも過去からの時間発...

令和3年 7月   13 : 30     大規模構造 , 21cm線 , N体シミュレーション
第117

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The Diversity of IGM-galaxy connection among galaxies at redshift z = 2-3

百瀬 莉恵子 氏

東京大学

The link between the intergalactic medium (IGM) and galaxies is key to understand the evolution of baryonic matter and galaxies. In fact, several observational studies have confirmed the connection between the IGM HI and galaxies up to several tens c...

令和3年 6月   13 : 30     高赤方偏移銀河 , 銀河間物質 , ライマン・アルファ・フォレスト , 銀河形成 , 銀河進化

第148 Nancy Grace Roman 宇宙望遠鏡が拓く新たな宇宙像

山田 亨 氏(JAXA 宇宙科学研究所)
令和6年 10月   15 : 30     宇宙論 , 太陽系外惑星 , 大規模構造

第147 Star formation induced by cloud-cloud collisions in nearby barred galaxies

渡邉 祥正 氏(芝浦工業大学)
令和6年 9月   15 : 30     星形成 , ,

第146 Formation of intermediate-mass black hole in forming star clusters

藤井 通子 氏(東京大学)
令和6年 7月   15 : 30     ブラックホール , 大質量星 , 星形成

第145 Volume density structure of the NGC 253 CMZ through ALCHEMI excitation analysis: what is the critical difference between NGC253 and Milky Way?

田中 邦彦 氏(慶応大)
令和6年 6月   15 : 30     アルマ , スターバースト , 天の川銀河中心域

第144 すばる広視野サーベイとJWSTで見えてきた遠方超巨大ブラックホールの初期成長

尾上 匡房 氏(東京大学 Kavli IPMU)
令和6年 5月   15 : 30     巨大ブラックホール , ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 , 初期宇宙

第143 磁気トルネード現象に注目した,太陽コロナ加熱のためのエネルギー発生・輸送・散逸の数値的研究

国吉 秀鷹 氏(東京大学)
令和6年 4月   15 : 30     , 磁気流体力学 ,

第142 ALMA and JWST exploration of high-redshift galaxies (and stars)

札本 佳伸 氏(千葉大学)
令和6年 3月   15 : 30     アルマ , ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡 , 高赤方偏移銀河

第141 Cloud-scale molecular gas properties of nearby spiral and starburst galaxies with ALMA

斉藤 俊貴 氏(国立天文台)
令和6年 1月   14 : 30     銀河進化 , 分子雲 , AGNフィードバック

第140 X線偏光観測による活動銀河核の構造

谷本 敦 氏(鹿児島大学)
令和5年 12月   16 : 30     活動銀河核 , セイファート銀河 , X線

第139 ダークマターは何者か?:暗黒物質の解明に向けた近傍宇宙論研究の現状と将来展望

林 航平 氏(仙台高等専門学校)
令和5年 11月   15 : 30     暗黒物質 , 矮小銀河 , すばる望遠鏡

第138 スペクトル吸収線から探る原始銀河団ガス

馬渡 健 氏(筑波大学)
令和5年 10月   15 : 30     銀河間物質 , ,

第137 シミュレーション・サーベイで探る,初代星形成の統一シナリオ

平野 信吾 氏(東京大学)
令和5年 9月   15 : 30     初代星 , 初期宇宙 , 星形成

第136 高エネルギー宇宙を探る新しい手段 〜ようやく切り拓かれたX線偏光観測〜

玉川 徹 氏(理化学研究所)
令和5年 7月   15 : 30     ,

第135 高解像度サブミリ波観測が描く活動銀河中心核の新描像

泉 拓磨 氏(国立天文台)
令和5年 6月   15 : 30     活動銀河核 , アルマ , 巨大ブラックホール

第134 超新星爆発と同位体$^{56}$Ni

澤田 涼(東京大学)
令和5年 5月   15 : 30     超新星

第133 偏光画像で探る,超大質量ブラックホール直近の降着円盤ージェット構造

恒任 優 氏(筑波大学)
令和5年 4月   15 : 30     AGNジェット , , 輻射輸送

第132 分子ガス観測から探る棒渦巻銀河内部の星形成活動

前田 郁弥 氏(東京大学天文学教育研究センター)
令和5年 2月   15 : 30     分子雲 , 星形成 , 銀河進化

第131 分子雲における星形成フィラメントの形成と進化

安部 大晟 氏(名古屋大学)
令和5年 1月   15 : 30     星形成 , 分子雲 , 磁気流体力学

第130 CMB偏光観測実験GroundBIRD

本多 俊介 氏(筑波大学)
令和4年 12月   15 : 00     宇宙マイクロ波背景放射 , 宇宙論 , Bモード偏光

第129 電波観測で探るマイクロクエーサーSS433のジェットによる宇宙線粒子加速

酒見 はる香 氏(鹿児島大学)
令和4年 11月   15 : 30     宇宙線 , 観測

第128 The Age of Discovery with JWST: Excavating the First Massive Black Holes and First Galaxies

稲吉 恒平 氏(北京大学)
令和4年 10月   15 : 30     初期宇宙 , 巨大ブラックホール , 輻射流体シミュレーション

第127 Probing the impact of feedback by cosmological hydrodynamic simulations

長峯 健太郎 氏(大阪大学)
令和4年 9月   15 : 00     宇宙論シミュレーション , CGM , 銀河間物質

第126 Event Horizon Telescopeによる天の川銀河中心の巨大ブラックホールの撮影成果と将来展望

森山 小太郎 氏(ゲーテ大学)
令和4年 7月   15 : 30     SgrA* , ブラックホール , 一般相対論

第125 ALMA/NOEMA view of galaxy-scale molecular outflows

サラク ドラガン 氏(北海道大学)
令和4年 6月   15 : 30     アルマ , スターバースト , AGNフィードバック

第124 UV & Ly-alpha halos of LAEs across environments at z=2.84

菊田 智史 氏(筑波大学計算科学研究センター)
令和4年 5月   15 : 30     初期宇宙 , 高赤方偏移銀河

第123 初代星の痕跡に迫る多角的研究

桐原 崇亘 氏(筑波大学計算科学研究センター)
令和4年 4月   15 : 30     初代星 , 重力波 , 初代銀河

第122 分子雲衝突と機械学習

藤田 真司 氏(大阪府立大学)
令和3年 12月   13 : 30     分子雲 , 天の川 , 星形成 , 機械学習

第121 On the Tidal Formation of Dark Matter Deficient Galaxies

扇谷 豪 氏(ウォータールー大学)
令和3年 11月   12 : 30     暗黒物質 , 銀河形成 , N体シミュレーション , 球状星団

第120 ブラックホール直近領域の偏光画像から探る活動銀河核ジェットの駆動磁場構造

恒任 優 氏(京都大学)
令和3年 10月   13 : 30     ブラックホール , AGNジェット , , 輻射輸送 , 一般相対論

第119 Identifying galactic structures in a galaxy more than 12 billion years ago using the gas dynamics

津久井 崇史 氏(総研大)
令和3年 9月   13 : 30     , 銀河円盤 , アルマ , 銀河ハロー

第118 21-cm線観測による宇宙論解析のための理論的枠組みの構築

安藤 梨花 氏(名古屋大学)
令和3年 7月   13 : 30     大規模構造 , 21cm線 , N体シミュレーション

第117 The Diversity of IGM-galaxy connection among galaxies at redshift z = 2-3

百瀬 莉恵子 氏(東京大学)
令和3年 6月   13 : 30     高赤方偏移銀河 , 銀河間物質 , ライマン・アルファ・フォレスト , 銀河形成 , 銀河進化

第116 冬眠するブラックホール:銀河衝突とブラックホールの活動性

森 正夫 氏(筑波大学 計算科学研究センター)
令和3年 5月   13 : 30     流体力学 , ダストトーラス , ブラックホール , 活動銀河核 , 銀河の衝突合体

第115 Supermassive black hole seed formation in the early universe

櫻井 祐也 氏(IPMU)
令和3年 4月   13 : 30     初代星 , 大規模構造 , 機械学習

第114 深層学習を用いた輝線インテンシティマップからの情報分離

森脇 可奈 氏(東京大学)
令和2年 12月   13 : 30     宇宙論 , 大規模構造 , 機械学習

第113 FUGIN を用いた銀河系内における分子雲探査

齋藤 弘雄 氏(筑波大学)
令和2年 10月   13 : 30     分子雲 , 天の川

第112 Supermassive star formation via super competitive accretion in slightly metal-enriched clouds

鄭 昇明 氏(東北大学 天体理論グループ)
令和2年 7月   13 : 30     宇宙論シミュレーション , ブラックホール

第111 Warm-Hot Intergalactic Medium の重元素の超微細構造線を用いた新しい観測手法

吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
令和2年 6月   13 : 30     WHIM , 銀河ハロー , 宇宙論 , 銀河団

第110 アルマ望遠鏡で探る遠方銀河の性質

橋本 拓也 氏(筑波大学)
令和2年 5月   13 : 30     アルマ , 分子ガス , 高赤方偏移銀河

第109 Molecular abundances in nearby galaxies (NGC 1068, NGC 253, and IC 342)

高野 秀路 氏(日本大学)
令和2年 2月   13 : 30     野辺山45m電波望遠鏡 , アルマ , 分子ガス , スターバースト , 活動銀河核

第108 原始銀河内での種ブラックホールの超臨界成長

豊内 大輔 氏(京都大学 天体核研究室)
令和2年 1月   13 : 30     ブラックホール , 初代銀河 , , 輻射流体シミュレーション

第107 赤方偏移3の宇宙網における銀河形成研究の現在地

梅畑 豪紀 氏(理化学研究所)
令和元年 12月   13 : 30     アルマ , 銀河形成 , 高赤方偏移銀河

第106 Formation of multiple Pop III stars under radiation feedback

杉村 和幸 氏(メリーランド大学)
令和元年 11月   13 : 30     初代星 , PopIII星 , 輻射によるフィードバック , 輻射流体シミュレーション , 宇宙論シミュレーション

第105 「最遠方」シリーズと今後の研究展望

井上 昭雄 氏(早稲田大学)
令和元年 10月   13 : 30     銀河形成 , アルマ , 再電離

第104 New insights into the formation of massive galaxies and galaxy clusters in the early universe

Tao Wang 氏(東京大学 / 国立天文台)
令和元年 9月   13 : 30     銀河形成 , アルマ , 宇宙論シミュレーション

第103 渦状腕の重力不安定性と分裂

井上 茂樹 氏(筑波大学 計算科学研究センター)
令和元年 7月   13 : 30     銀河形成 , 磁気流体力学 , 銀河円盤

第102 分子雲衝突による大質量星形成とフィードバックによる誘発的星形成

島 和宏 氏(京都大学 天体核研究室)
令和元年 6月   13 : 30     星形成 , 輻射輸送 , 分子雲

第101 銀河系における高密度ガス形成:FUGINプロジェクトの結果から銀河における星形成則

久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
令和元年 5月   13 : 30     星形成 , , 分子ガス

第100 初代銀河形成シミュレーション:初代星から低金属度星団形成までの統一的理解に向けて

矢島 秀伸 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成31年 4月   15 : 00     PopIII星 , , TMT , 輻射流体シミュレーション , 宇宙論シミュレーション

第99 AGN Feedback in Gas-Rich Galaxies

アレックス・ワグナー 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成31年 1月   13 : 30     電波銀河 , 相対論的ジェット , AGNフィードバック

第98 原始惑星系円盤のALMA偏光観測

大橋 聡史 氏(理化学研究所(惑星形成研究室))
平成30年 12月   13 : 30     アルマ , 原始惑星系円盤

第97 大規模構造における統合摂動論とバイアス効果

松原 隆彦 氏(高エネルギー加速器研究機構 (KEK))
平成30年 10月   13 : 30    

第96 近傍銀河の分子ガス撮像観測プロジェクトCOMINGで探る分子ガスと星生成

徂徠 和夫 氏(北大・筑波大クロスアポイント )
平成30年 9月   13 : 30    

第95 超エディントン降着の物理

大須 賀健 氏(筑波大学計算科学研究センター)
平成30年 7月   13 : 30    

第94 テラヘルツが拓く火星資源探査ビジネス

笠井康子 氏(テラヘルツ研究センター/統合ビッグデータ研究センター)
平成30年 6月   13 : 30    

第93 渦巻き腕の新描像:動的構造とその観測的検証

和田桂一 氏(鹿児島大学)
平成30年 5月   13 : 30    

第92 宇宙乱流ー微惑星形成の謎に迫るー

梅村 雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成30年 4月   13 : 30    

第91 銀河における星形成則

久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成29年 7月   13 : 30     星形成 , , 分子ガス

第90 銀河スケールのダークマターハローのスケーリング則について

森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成29年 6月   13 : 30     暗黒物質 , 矮小銀河

第89 分子雲スケールの星間分子組成

渡邉 祥正 氏(筑波大学, 宇宙観測研究室)
平成29年 5月   13 : 30     電波観測 , 分子雲

第88 連星の形成と質量降着

釣部 通 氏(茨城大学)
平成29年 4月   13 : 30     数値計算 , 流体力学 , 分子雲コアー

第87 SCF法による無衝突恒星系のシミュレーション

穂積 俊輔 氏(滋賀大学)
平成29年 3月   13 : 30     数値計算 , 自己重力系 , 無衝突系

第86 長波長非線形揺らぎから探る初期宇宙モデル

高水 裕一 氏(筑波大学, 宇宙物理論研究室)
平成29年 1月   13 : 30     宇宙論 , インフレーション , 一般相対論 , 初期宇宙

第85 色等級図と金属量分布から探る矮小銀河の化学進化

本間 英智 氏(国立天文台)
平成28年 12月   13 : 30     矮小銀河 , 銀河進化 , 星形成

第84 High resolution observations of protoplanetary disks with ALMA ~ Signs of protoplanets in a disk ? ~

百瀬 宗武 氏(茨城大学, 電波天文観測研究室)
平成28年 11月   15 : 00     電波観測 , アルマ , 原始惑星系円盤 , 太陽系外惑星

第83 宇宙論的銀河形成シミュレーションで探る遠方銀河の形態獲得プロセスと形成期銀河円盤の力学不安定性解析

井上 茂樹 氏(東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構)
平成28年 10月   13 : 30     数値計算 , 宇宙論 , 銀河円盤 , 銀河形成 , 高赤方偏移銀河

第82 ディスク・ダークマターによる渦巻き銀河M33の回転曲線の解明

福島 登志夫 氏(国立天文台, 天文情報センター)
平成28年 7月   15 : 00     数値計算 , 観測 , M33 , 銀河円盤 , 暗黒物質

第81 初代星の最大質量と超巨大ブラックホールの起源

細川 隆史 氏(東京大学 宇宙理論研究室)
平成28年 6月   13 : 30     初代星 , 巨大ブラックホール , 数値計算

第80 Water trail from molecular clouds to protoplanetary disks

古家 健次 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成28年 5月   13 : 30     数値計算 , 分子雲 , 原始星円盤 , ケモダイナミックス

第79 重力波イベント GW150914 におけるブラックホールの初期質量と合体条件

梅村 雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成28年 4月   13 : 30     巨大ブラックホール , 巨大ブラックホールバイナリー , 巨大ブラックホール合体 , 重力波 , 観測 , N体シミュレーション , 数値計算

第78 大規模探査で迫る巨大ブラックホール進化

長尾 透 氏(愛媛大学 宇宙進化研究センター)
平成28年 2月   16 : 45     巨大ブラックホール

第77 活動銀河核アウトフローの輻射流体シミュレーション

野村 真理子 氏(筑波大学 宇宙物理理論研究室)
平成28年 1月   13 : 30     活動銀河核

第76 ダスト観測による高赤方偏移銀河の探査

中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成27年 12月   13 : 30    

第75 The evolution of the mass functions of active supermassive black holes and their host galaxies out to z~2

アンドレアス・シュルツェ氏(カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU))
平成27年 11月   13 : 30     クエーサー , ブラックホール , 銀河進化

第74 近傍矮小銀河で探る暗黒物質の正体

林 航平 氏(カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU))
平成27年 10月   13 : 30     暗黒物質 , 矮小銀河

第73 Collisionless Weibel shocks and electron acceleration in gamma-ray bursts

カゼム・アルダネ 氏(筑波大学,コンピューターサイエンス専攻)
平成27年 9月   13 : 30     ガンマ線バースト

第72 力学インダクタンス検出器を用いたミリ波帯広視野カメラの開発

新田 冬夢氏(筑波大学)
平成27年 7月   13 : 30    

第71 波長~1mmの 高感度-高分解能観測で見えてくる近傍銀河の新たな姿

坂本 和 氏(Academia Sinica Institute of Astronomy and Astrophysics (ASIAA))
平成27年 6月   13 : 30     分子ガス ,

第70 Astrochemisry of Water

相川 祐理 氏(筑波大学 計算科学研究センター 宇宙物理理論研究室)
平成27年 5月   15 : 00    

第69 銀河の渦状構造

久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成27年 4月   13 : 30     銀河形成 , 星形成

第68 生体有機分子のテラヘルツ吸収および放射光円二色性分光測定

高橋 淳一 氏(大阪大学レーザーエネルギー学研究センター)
平成27年 3月   10 : 00     アミノ酸

第67 宇宙メーザーの観測による銀河距離の決定

中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成27年 1月   13 : 30     活動銀河核 , メーザー

第66 CO imaging study of merger remnants

植田 準子 氏(国立天文台)
平成26年 12月   13 : 30     巨大ブラックホール , 銀河進化 , , 銀河の衝突合体

第65 宇宙大規模構造におけるニュートリノのVlasov-Poissonシミュレーション

吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成26年 11月   15 : 00     ブラソフ・ポアソンシミュレーション , 数値計算

第64 The environments of giant Ly-alpha blobs, traced by wide-field Ly-alpha imaging

斎藤 智樹 氏(宇宙線研究所)
平成26年 10月   13 : 30     ライマン・アルファ・ブロブ , ライマン・アルファ輝線天体

第63 回転駆動型パルサー磁気圏の粒子加速機構

和田 智秀 氏(筑波技術大学)
平成26年 7月   13 : 30     パルサー , 粒子加速 , 可視化

第62 銀河における星間ガスの進化と星形成の観測的研究

久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成26年 6月   13 : 30     星形成 , 巨大分子雲 , 電波観測

第61 微惑星形成と原始惑星系円盤の乱流

奥住 聡 氏(東京工業大学)
平成26年 5月   13 : 30     惑星形成 , 原始惑星系円盤 , 乱流 , 磁気回転不安定性

第60 銀河スケールのダークマターハローの構造及び銀河の形成・進化

森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成26年 4月   13 : 30     暗黒物質 , 銀河ハロー

第59 CMBで探る宇宙論の現状と地上観測実験POLARBEARの最新結果

松村 知岳 氏(高エネルギー加速器研究機構)
平成26年 3月   13 : 30     宇宙マイクロ波背景放射 , 宇宙論 , インフレーション

第58 中性子星連星の合体と電磁波対応天体

柴田 大 氏(京都大学)
平成26年 1月   13 : 30     重力波

第57 21cm線放射の観測によるニュートリノ質量階層構造の制限

大山 祥彦 氏(高エネルギー加速器研究機構)
平成25年 12月   13 : 30     ニュートリノ , 21cm線

第56 高赤方偏移宇宙の輝線銀河観測:Lya輝線銀河から[CII]輝線銀河へ

松田 有一 氏(国立天文台 チリ観測所)
平成25年 11月   13 : 30     ライマン・アルファ輝線天体 , 形態-密度関係 , アルマ , サブミリ銀河

第55 Multi-parameterization of the Star Formation Law; Discovery of the Fundamental Plane of the ISM

小麥 真也 氏(国立天文台 チリ観測所)
平成25年 10月   13 : 30     星形成 , 巨大分子雲 , M33

第54 太陽系外惑星の直接観測に向けたバイナリ瞳マスク・コロナグラフの開発

櫨 香奈恵 氏(JAXA)
平成25年 9月   13 : 30     太陽系外惑星 , コロナグラフ

第53回(講演2) Radiation transfer models to interpret the Lyman-apha properties of high-redshift galaxies

アン・バーハム 氏(ジュネーブ天文台)
平成25年 7月   13 : 30     高赤方偏移銀河 , 銀河形成 , 銀河進化 , ライマン・アルファ輝線天体

第53回(講演1) Exploring the Cosmic Dawn by Deep ALMA and HST Observations

大内 正己 氏(東京大学 宇宙線研究所)
平成25年 7月   13 : 30     高赤方偏移銀河 , 銀河形成 , 再電離 , アルマ , ハッブル望遠鏡 , すばる望遠鏡

第52 WISE衛星を用いた活動銀河核ダストトーラスの光度および赤方偏移依存性の検証

鳥羽 儀樹 氏(総合研究大学院大学, ISAS/JAXA)
平成25年 6月   13 : 30     活動銀河核 , ダストトーラス

第51 Lyα輝線銀河探査で探る宇宙再電離

澁谷 隆俊 氏(筑波大学 宇宙理論研究室 / 東京大学 宇宙線研究所)
平成25年 5月   13 : 30     ライマン・アルファ輝線天体 , 再電離 , すばる望遠鏡

第50 次世代位置天文学観測による太陽系付近の局所暗黒物質密度の決定

井上 茂樹 氏(韓国天文宇宙科学研究院(KASI))
平成25年 4月   13 : 30     天文測定学 , 暗黒物質 , ガイア

第49 天文学における基礎物理定数の観測

大嶋 新一 氏()
平成25年 3月   13 : 30     基礎物理定数

第48 COSMIC DUST AND COSMOLOGICAL STAR FORMATION PROCESS

山澤 大輔 氏(北海道大学)
平成25年 2月   13 : 30     半解析モデル , 再電離 , ダスト , 星形成

第47 Size Evolution of Early-Type Galaxies through Dry Mergers

大木 平 氏(北海道大学)
平成25年 1月   13 : 30     早期型銀河 , 銀河の衝突合体

第46 宇宙生命計算科学 -生体アミノ酸カイラリティ宇宙起源の検証に向けて-

梅村 雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成24年 12月   13 : 30     アミノ酸 , 時間依存密度汎関数理論

第45 New results of the QUIET experiment

永井 誠 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成24年 11月   13 : 30     宇宙マイクロ波背景放射 , Bモード偏光

第44 Effects of Galaxy Interactions on Molecular Gas Properties and Star Formation

金子 紘之 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成24年 10月   13 : 30     銀河衝突 , 分子ガス , 星形成

第43 ガンマ線バーストの次なる革命

井岡 邦仁 氏(高エネルギー加速器研究機構)
平成24年 9月   13 : 30     ガンマ線バースト

第42 Transient Sources of Ultra-high-energy Cosmic Rays and their Observational Evidence

高見 一 氏(高エネルギー加速器研究機構)
平成24年 7月   13 : 30     超高エネルギー宇宙線 , 突発天体

第41 SKA計画で探る宇宙磁場のファラデー回転

赤堀 卓也 氏(韓国天文研究院)
平成24年 6月   13 : 30     銀河間磁場 , ファラデー回転 , SKA

第40 ニュートリノ輻射輸送を伴う超新星爆発の3Dシミュレーション

滝脇 知也 氏(国立天文台 理論研究部)
平成24年 5月   13 : 30     超新星 , ニュートリノ , 数値計算

第39 6次元位相空間上でのVlasov-Poisson方程式系の直接数値計算による無衝突自己重力系の数値シミュレーション

吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成24年 4月   13 : 30     ブラソフ・ポアソンシミュレーション , 数値計算

第38 宇宙赤外線背景放射の観測による宇宙初期の探査 ~ロケット実験CIBERの最近の成果から

松浦 周二 氏(JAXA 宇宙科学研究所)
平成24年 3月   13 : 45     宇宙赤外線背景放射 , 宇宙論 , 銀河形成

第37 アンモニア分子輝線で探る分子雲の物理状態

瀬田 益道 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成24年 2月   13 : 30     巨大分子雲 , 電波観測

第36 アンドロメダの涙とリング

森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成24年 1月   13 : 30     アンドロメダ銀河 , 銀河進化 , 銀河の衝突合体

第35 ニュートリノの速度の測定について

中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成23年 12月   13 : 30     ニュートリノ , 基礎物理定数

第34 宇宙磁場の起源

高橋 慶太郎 氏(熊本大学)
平成23年 11月   13 : 30     宇宙論的磁場 , SKA

第33 宇宙再電離シミュレーション

長谷川 賢二 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成23年 10月   13 : 30     再電離 , 輻射輸送 , 輻射によるフィードバック

第32 Clustered Star Formation in Dense Clumps of Molecular Clouds

中村 文隆 氏(国立天文台 理論研究部)
平成23年 9月   13 : 30     星形成 , 磁気流体力学

第31 Relativistic Jet Feedback in Radio Galaxies

アレックス・ワグナー 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成23年 7月   13 : 30     電波銀河 , 相対論的ジェット , AGNフィードバック

第30 初代星形成の輻射流体力学過程

梅村雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成23年 6月   13 : 30     初代星 , 流体力学 , , PopIII星 , 輻射輸送 , 星形成

第29 すばるで探る再電離期の宇宙

大内 正己 氏(東京大学・宇宙線研究所)
平成23年 5月   13 : 30     銀河進化 , 高赤方偏移銀河 , 再電離 , ライマン・アルファ輝線天体

第28 銀河系中心領域へのガス供給と銀河系中心での星形成について

行方 大輔 氏(筑波大学)
平成23年 4月   13 : 30     銀河形成 , 銀河進化 , 星形成 , 天の川銀河中心域 ,

第27 渦状腕構造の正体

馬場 淳一 氏(国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト)
平成23年 2月   13 : 30     銀河進化 , 銀河形成 , 数値計算

第26 超新星残骸からの宇宙線の逃走

大平 豊 氏(KEK)
平成23年 1月   13 : 30     超新星残骸 , , 超高エネルギー宇宙線

第25 Once upon a time in Andromeda

森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成22年 12月   13 : 30     アンドロメダ銀河 , 観測

第24 銀河の暗黒物質

千葉 柾司(東北大学天文学教室)
平成22年 11月   13 : 30     暗黒物質 , 銀河形成

第23 南極ドームふじ基地における電波天文学

瀬田 益道 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成22年 10月   13 : 30     電波観測

第22 Gaia 時代の銀河系考古学

河田 大介(マラード・スペース・サイエンス・ラボラトリー, ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)
平成22年 9月   13 : 30     観測 , 天の川

第21 天体起源の宇宙線電子・陽電子について

川中 宣太 氏(KEK)
平成22年 7月   13 : 30     超高エネルギー宇宙線

第20 The role of environment on the mass buildup of supermassive black holes

John Silverman 氏(カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU))
平成22年 6月   13 : 30     活動銀河核 , 銀河進化

第19 Suynaev-Zel'dovich Effect in Merging Galaxy Clusters

吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成22年 5月   13 : 30     銀河団 , 宇宙マイクロ波背景放射 , 宇宙論 ,

第18 ブラックホールへのガス降着現象

川口 俊宏 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)
平成22年 4月   13 : 30     活動銀河核 , 巨大ブラックホール , 降着円盤

第17 地球質量ダークマターマイクロハローの形成・進化

石山 智明 氏(国立天文台 理論研究部)
平成22年 2月   13 : 30     暗黒物質 , 宇宙論 , N体シミュレーション , 数値計算

第16 ガス降着による超巨大ブラックホール形成理論構築に向けて

川勝 望 氏(筑波大学 宇宙物理理論研究室)
平成22年 1月   13 : 30     巨大ブラックホール

第15 Steps towards PopIII Stellar IMF

梅村 雅之 氏(筑波大学)
平成21年 12月   13 : 30     初代星 , 流体力学 , 数値計算

第14 ブラックホールの鼓動からスピンを測定する

加藤 成晃 氏(JAXA)
平成21年 11月   13 : 30     ブラックホール , 降着円盤

第13 太陽圏外圏の構造とダイナミックス -- ヴォイジャー観測を基礎にして

鷲見 治一 氏(アラバマ大学ハンツビル校 CSPAR)
平成21年 10月   13 : 30     太陽風 , 磁気流体力学

第12 定在降着衝撃波不安定性の数値流体解析と重力崩壊型超新星爆発への応用

佐藤 順一 氏(cea)
平成21年 9月   13 : 30     超新星 , 数値計算

第11 星形成過程でのジェットとアウトフロー現象の解明

町田 正博 氏(京都大学 天体核研究室)
平成21年 6月   13 : 30     星形成 , 原始星 , 磁気流体力学 , 巨大分子雲

第10 銀河衝突におけるスターバーストと星団形成

斎藤 貴之 氏(国立天文台 理論研究部)
平成21年 5月   13 : 30     星形成 , 銀河形成

第9 水素分子の観測

中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成21年 3月   13 : 30     巨大分子雲 , 星形成

第8 初期練成を含む星団の力学進化

谷川 衝 氏(国立天文台)
平成21年 2月   13 : 30     球状星団

第7 First Cosmic Light

アンドレア・フェラーラ 氏(Scuola Normale Superiore)
平成21年 1月   13 : 30     初代星

第6 水素分子の観測

中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)
平成20年 12月   13 : 30     巨大分子雲 , 星形成

第5 The Making of The First Stars

吉田 直記 氏(IPMU)
平成20年 11月   13 : 30     初代星 , 流体力学 , 輻射輸送

第4 Warm-Hot Intergalactic Medium as Missing Baryon

吉川 耕司 氏(筑波大学)
平成20年 10月   13 : 30     宇宙論 , WHIM

第3 宇宙背景放射(CMB)偏光観測

羽澄 昌史 氏(KEK)
平成20年 9月   13 : 30     宇宙論 , 宇宙マイクロ波背景放射 , 重力波

第2 銀河系中心領域における高速度分子ガス

永井 誠 氏(筑波大学)
平成20年 7月   13 : 30     巨大分子雲 , CMZ

第1 新しい磁気リコネクションモデルの構築 ーPetschekモデルを越えてー

新田 伸也 氏(筑波技術大学)
平成20年 5月   13 : 30     磁気流体力学 , 降着円盤 , 銀河団
  1. Nancy Grace Roman 宇宙望遠鏡が拓く新たな宇宙像, 山田 亨 氏(JAXA 宇宙科学研究所)   令和6年 10月  
  2. Star formation induced by cloud-cloud collisions in nearby barred galaxies, 渡邉 祥正 氏(芝浦工業大学)   令和6年 9月  
  3. Formation of intermediate-mass black hole in forming star clusters, 藤井 通子 氏(東京大学)   令和6年 7月  
  4. Volume density structure of the NGC 253 CMZ through ALCHEMI excitation analysis: what is the critical difference between NGC253 and Milky Way?, 田中 邦彦 氏(慶応大)   令和6年 6月  
  5. すばる広視野サーベイとJWSTで見えてきた遠方超巨大ブラックホールの初期成長, 尾上 匡房 氏(東京大学 Kavli IPMU)   令和6年 5月  
  6. 磁気トルネード現象に注目した,太陽コロナ加熱のためのエネルギー発生・輸送・散逸の数値的研究, 国吉 秀鷹 氏(東京大学)   令和6年 4月  
  7. ALMA and JWST exploration of high-redshift galaxies (and stars), 札本 佳伸 氏(千葉大学)   令和6年 3月  
  8. Cloud-scale molecular gas properties of nearby spiral and starburst galaxies with ALMA, 斉藤 俊貴 氏(国立天文台)   令和6年 1月  
  9. X線偏光観測による活動銀河核の構造, 谷本 敦 氏(鹿児島大学)   令和5年 12月  
  10. ダークマターは何者か?:暗黒物質の解明に向けた近傍宇宙論研究の現状と将来展望, 林 航平 氏(仙台高等専門学校)   令和5年 11月  
  11. スペクトル吸収線から探る原始銀河団ガス, 馬渡 健 氏(筑波大学)   令和5年 10月  
  12. シミュレーション・サーベイで探る,初代星形成の統一シナリオ, 平野 信吾 氏(東京大学)   令和5年 9月  
  13. 高エネルギー宇宙を探る新しい手段 〜ようやく切り拓かれたX線偏光観測〜, 玉川 徹 氏(理化学研究所)   令和5年 7月  
  14. 高解像度サブミリ波観測が描く活動銀河中心核の新描像, 泉 拓磨 氏(国立天文台)   令和5年 6月  
  15. 超新星爆発と同位体$^{56}$Ni, 澤田 涼(東京大学)   令和5年 5月  
  16. 偏光画像で探る,超大質量ブラックホール直近の降着円盤ージェット構造, 恒任 優 氏(筑波大学)   令和5年 4月  
  17. 分子ガス観測から探る棒渦巻銀河内部の星形成活動, 前田 郁弥 氏(東京大学天文学教育研究センター)   令和5年 2月  
  18. 分子雲における星形成フィラメントの形成と進化, 安部 大晟 氏(名古屋大学)   令和5年 1月  
  19. CMB偏光観測実験GroundBIRD, 本多 俊介 氏(筑波大学)   令和4年 12月  
  20. 電波観測で探るマイクロクエーサーSS433のジェットによる宇宙線粒子加速, 酒見 はる香 氏(鹿児島大学)   令和4年 11月  
  21. The Age of Discovery with JWST: Excavating the First Massive Black Holes and First Galaxies, 稲吉 恒平 氏(北京大学)   令和4年 10月  
  22. Probing the impact of feedback by cosmological hydrodynamic simulations, 長峯 健太郎 氏(大阪大学)   令和4年 9月  
  23. Event Horizon Telescopeによる天の川銀河中心の巨大ブラックホールの撮影成果と将来展望, 森山 小太郎 氏(ゲーテ大学)   令和4年 7月  
  24. ALMA/NOEMA view of galaxy-scale molecular outflows, サラク ドラガン 氏(北海道大学)   令和4年 6月  
  25. UV & Ly-alpha halos of LAEs across environments at z=2.84, 菊田 智史 氏(筑波大学計算科学研究センター)   令和4年 5月  
  26. 初代星の痕跡に迫る多角的研究, 桐原 崇亘 氏(筑波大学計算科学研究センター)   令和4年 4月  
  27. 分子雲衝突と機械学習, 藤田 真司 氏(大阪府立大学)   令和3年 12月  
  28. On the Tidal Formation of Dark Matter Deficient Galaxies, 扇谷 豪 氏(ウォータールー大学)   令和3年 11月  
  29. ブラックホール直近領域の偏光画像から探る活動銀河核ジェットの駆動磁場構造, 恒任 優 氏(京都大学)   令和3年 10月  
  30. Identifying galactic structures in a galaxy more than 12 billion years ago using the gas dynamics, 津久井 崇史 氏(総研大)   令和3年 9月  
  31. 21-cm線観測による宇宙論解析のための理論的枠組みの構築, 安藤 梨花 氏(名古屋大学)   令和3年 7月  
  32. The Diversity of IGM-galaxy connection among galaxies at redshift z = 2-3, 百瀬 莉恵子 氏(東京大学)   令和3年 6月  
  33. 冬眠するブラックホール:銀河衝突とブラックホールの活動性, 森 正夫 氏(筑波大学 計算科学研究センター)   令和3年 5月  
  34. Supermassive black hole seed formation in the early universe, 櫻井 祐也 氏(IPMU)   令和3年 4月  
  35. 深層学習を用いた輝線インテンシティマップからの情報分離, 森脇 可奈 氏(東京大学)   令和2年 12月  
  36. FUGIN を用いた銀河系内における分子雲探査, 齋藤 弘雄 氏(筑波大学)   令和2年 10月  
  37. Supermassive star formation via super competitive accretion in slightly metal-enriched clouds, 鄭 昇明 氏(東北大学 天体理論グループ)   令和2年 7月  
  38. Warm-Hot Intergalactic Medium の重元素の超微細構造線を用いた新しい観測手法, 吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   令和2年 6月  
  39. アルマ望遠鏡で探る遠方銀河の性質, 橋本 拓也 氏(筑波大学)   令和2年 5月  
  40. Molecular abundances in nearby galaxies (NGC 1068, NGC 253, and IC 342), 高野 秀路 氏(日本大学)   令和2年 2月  
  41. 原始銀河内での種ブラックホールの超臨界成長, 豊内 大輔 氏(京都大学 天体核研究室)   令和2年 1月  
  42. 赤方偏移3の宇宙網における銀河形成研究の現在地, 梅畑 豪紀 氏(理化学研究所)   令和元年 12月  
  43. Formation of multiple Pop III stars under radiation feedback, 杉村 和幸 氏(メリーランド大学)   令和元年 11月  
  44. 「最遠方」シリーズと今後の研究展望, 井上 昭雄 氏(早稲田大学)   令和元年 10月  
  45. New insights into the formation of massive galaxies and galaxy clusters in the early universe, Tao Wang 氏(東京大学 / 国立天文台)   令和元年 9月  
  46. 渦状腕の重力不安定性と分裂, 井上 茂樹 氏(筑波大学 計算科学研究センター)   令和元年 7月  
  47. 分子雲衝突による大質量星形成とフィードバックによる誘発的星形成, 島 和宏 氏(京都大学 天体核研究室)   令和元年 6月  
  48. 銀河系における高密度ガス形成:FUGINプロジェクトの結果から銀河における星形成則, 久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   令和元年 5月  
  49. 初代銀河形成シミュレーション:初代星から低金属度星団形成までの統一的理解に向けて, 矢島 秀伸 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成31年 4月  
  50. AGN Feedback in Gas-Rich Galaxies, アレックス・ワグナー 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成31年 1月  
  51. 原始惑星系円盤のALMA偏光観測, 大橋 聡史 氏(理化学研究所(惑星形成研究室))   平成30年 12月  
  52. 大規模構造における統合摂動論とバイアス効果, 松原 隆彦 氏(高エネルギー加速器研究機構 (KEK))   平成30年 10月  
  53. 近傍銀河の分子ガス撮像観測プロジェクトCOMINGで探る分子ガスと星生成, 徂徠 和夫 氏(北大・筑波大クロスアポイント )   平成30年 9月  
  54. 超エディントン降着の物理, 大須 賀健 氏(筑波大学計算科学研究センター)   平成30年 7月  
  55. テラヘルツが拓く火星資源探査ビジネス, 笠井康子 氏(テラヘルツ研究センター/統合ビッグデータ研究センター)   平成30年 6月  
  56. 渦巻き腕の新描像:動的構造とその観測的検証, 和田桂一 氏(鹿児島大学)   平成30年 5月  
  57. 宇宙乱流ー微惑星形成の謎に迫るー, 梅村 雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成30年 4月  
  58. 銀河における星形成則, 久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成29年 7月  
  59. 銀河スケールのダークマターハローのスケーリング則について, 森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成29年 6月  
  60. 分子雲スケールの星間分子組成, 渡邉 祥正 氏(筑波大学, 宇宙観測研究室)   平成29年 5月  
  61. 連星の形成と質量降着, 釣部 通 氏(茨城大学)   平成29年 4月  
  62. SCF法による無衝突恒星系のシミュレーション, 穂積 俊輔 氏(滋賀大学)   平成29年 3月  
  63. 長波長非線形揺らぎから探る初期宇宙モデル, 高水 裕一 氏(筑波大学, 宇宙物理論研究室)   平成29年 1月  
  64. 色等級図と金属量分布から探る矮小銀河の化学進化, 本間 英智 氏(国立天文台)   平成28年 12月  
  65. High resolution observations of protoplanetary disks with ALMA ~ Signs of protoplanets in a disk ? ~, 百瀬 宗武 氏(茨城大学, 電波天文観測研究室)   平成28年 11月  
  66. 宇宙論的銀河形成シミュレーションで探る遠方銀河の形態獲得プロセスと形成期銀河円盤の力学不安定性解析, 井上 茂樹 氏(東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構)   平成28年 10月  
  67. ディスク・ダークマターによる渦巻き銀河M33の回転曲線の解明, 福島 登志夫 氏(国立天文台, 天文情報センター)   平成28年 7月  
  68. 初代星の最大質量と超巨大ブラックホールの起源, 細川 隆史 氏(東京大学 宇宙理論研究室)   平成28年 6月  
  69. Water trail from molecular clouds to protoplanetary disks, 古家 健次 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成28年 5月  
  70. 重力波イベント GW150914 におけるブラックホールの初期質量と合体条件, 梅村 雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成28年 4月  
  71. 大規模探査で迫る巨大ブラックホール進化, 長尾 透 氏(愛媛大学 宇宙進化研究センター)   平成28年 2月  
  72. 活動銀河核アウトフローの輻射流体シミュレーション, 野村 真理子 氏(筑波大学 宇宙物理理論研究室)   平成28年 1月  
  73. ダスト観測による高赤方偏移銀河の探査, 中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成27年 12月  
  74. The evolution of the mass functions of active supermassive black holes and their host galaxies out to z~2, アンドレアス・シュルツェ氏(カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU))   平成27年 11月  
  75. 近傍矮小銀河で探る暗黒物質の正体, 林 航平 氏(カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU))   平成27年 10月  
  76. Collisionless Weibel shocks and electron acceleration in gamma-ray bursts, カゼム・アルダネ 氏(筑波大学,コンピューターサイエンス専攻)   平成27年 9月  
  77. 力学インダクタンス検出器を用いたミリ波帯広視野カメラの開発, 新田 冬夢氏(筑波大学)   平成27年 7月  
  78. 波長~1mmの 高感度-高分解能観測で見えてくる近傍銀河の新たな姿, 坂本 和 氏(Academia Sinica Institute of Astronomy and Astrophysics (ASIAA))   平成27年 6月  
  79. Astrochemisry of Water, 相川 祐理 氏(筑波大学 計算科学研究センター 宇宙物理理論研究室)   平成27年 5月  
  80. 銀河の渦状構造, 久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成27年 4月  
  81. 生体有機分子のテラヘルツ吸収および放射光円二色性分光測定, 高橋 淳一 氏(大阪大学レーザーエネルギー学研究センター)   平成27年 3月  
  82. 宇宙メーザーの観測による銀河距離の決定, 中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成27年 1月  
  83. CO imaging study of merger remnants, 植田 準子 氏(国立天文台)   平成26年 12月  
  84. 宇宙大規模構造におけるニュートリノのVlasov-Poissonシミュレーション, 吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成26年 11月  
  85. The environments of giant Ly-alpha blobs, traced by wide-field Ly-alpha imaging, 斎藤 智樹 氏(宇宙線研究所)   平成26年 10月  
  86. 回転駆動型パルサー磁気圏の粒子加速機構, 和田 智秀 氏(筑波技術大学)   平成26年 7月  
  87. 銀河における星間ガスの進化と星形成の観測的研究, 久野 成夫 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成26年 6月  
  88. 微惑星形成と原始惑星系円盤の乱流, 奥住 聡 氏(東京工業大学)   平成26年 5月  
  89. 銀河スケールのダークマターハローの構造及び銀河の形成・進化, 森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成26年 4月  
  90. CMBで探る宇宙論の現状と地上観測実験POLARBEARの最新結果, 松村 知岳 氏(高エネルギー加速器研究機構)   平成26年 3月  
  91. 中性子星連星の合体と電磁波対応天体, 柴田 大 氏(京都大学)   平成26年 1月  
  92. 21cm線放射の観測によるニュートリノ質量階層構造の制限, 大山 祥彦 氏(高エネルギー加速器研究機構)   平成25年 12月  
  93. 高赤方偏移宇宙の輝線銀河観測:Lya輝線銀河から[CII]輝線銀河へ, 松田 有一 氏(国立天文台 チリ観測所)   平成25年 11月  
  94. Multi-parameterization of the Star Formation Law; Discovery of the Fundamental Plane of the ISM, 小麥 真也 氏(国立天文台 チリ観測所)   平成25年 10月  
  95. 太陽系外惑星の直接観測に向けたバイナリ瞳マスク・コロナグラフの開発, 櫨 香奈恵 氏(JAXA)   平成25年 9月  
  96. Radiation transfer models to interpret the Lyman-apha properties of high-redshift galaxies, アン・バーハム 氏(ジュネーブ天文台)   平成25年 7月  
  97. Lyα輝線銀河探査で探る宇宙再電離, 澁谷 隆俊 氏(筑波大学 宇宙理論研究室 / 東京大学 宇宙線研究所)   平成25年 5月  
  98. 次世代位置天文学観測による太陽系付近の局所暗黒物質密度の決定, 井上 茂樹 氏(韓国天文宇宙科学研究院(KASI))   平成25年 4月  
  99. 天文学における基礎物理定数の観測, 大嶋 新一 氏()   平成25年 3月  
  100. COSMIC DUST AND COSMOLOGICAL STAR FORMATION PROCESS, 山澤 大輔 氏(北海道大学)   平成25年 2月  
  101. Size Evolution of Early-Type Galaxies through Dry Mergers, 大木 平 氏(北海道大学)   平成25年 1月  
  102. 宇宙生命計算科学 -生体アミノ酸カイラリティ宇宙起源の検証に向けて-, 梅村 雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成24年 12月  
  103. New results of the QUIET experiment, 永井 誠 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成24年 11月  
  104. Effects of Galaxy Interactions on Molecular Gas Properties and Star Formation, 金子 紘之 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成24年 10月  
  105. ガンマ線バーストの次なる革命, 井岡 邦仁 氏(高エネルギー加速器研究機構)   平成24年 9月  
  106. Transient Sources of Ultra-high-energy Cosmic Rays and their Observational Evidence, 高見 一 氏(高エネルギー加速器研究機構)   平成24年 7月  
  107. SKA計画で探る宇宙磁場のファラデー回転, 赤堀 卓也 氏(韓国天文研究院)   平成24年 6月  
  108. ニュートリノ輻射輸送を伴う超新星爆発の3Dシミュレーション, 滝脇 知也 氏(国立天文台 理論研究部)   平成24年 5月  
  109. 6次元位相空間上でのVlasov-Poisson方程式系の直接数値計算による無衝突自己重力系の数値シミュレーション, 吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成24年 4月  
  110. 宇宙赤外線背景放射の観測による宇宙初期の探査 ~ロケット実験CIBERの最近の成果から, 松浦 周二 氏(JAXA 宇宙科学研究所)   平成24年 3月  
  111. アンモニア分子輝線で探る分子雲の物理状態, 瀬田 益道 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成24年 2月  
  112. アンドロメダの涙とリング, 森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成24年 1月  
  113. ニュートリノの速度の測定について, 中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成23年 12月  
  114. 宇宙磁場の起源, 高橋 慶太郎 氏(熊本大学)   平成23年 11月  
  115. 宇宙再電離シミュレーション, 長谷川 賢二 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成23年 10月  
  116. Clustered Star Formation in Dense Clumps of Molecular Clouds, 中村 文隆 氏(国立天文台 理論研究部)   平成23年 9月  
  117. Relativistic Jet Feedback in Radio Galaxies, アレックス・ワグナー 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成23年 7月  
  118. 初代星形成の輻射流体力学過程, 梅村雅之 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成23年 6月  
  119. すばるで探る再電離期の宇宙, 大内 正己 氏(東京大学・宇宙線研究所)   平成23年 5月  
  120. 銀河系中心領域へのガス供給と銀河系中心での星形成について, 行方 大輔 氏(筑波大学)   平成23年 4月  
  121. 渦状腕構造の正体, 馬場 淳一 氏(国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト)   平成23年 2月  
  122. 超新星残骸からの宇宙線の逃走, 大平 豊 氏(KEK)   平成23年 1月  
  123. Once upon a time in Andromeda, 森 正夫 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成22年 12月  
  124. 銀河の暗黒物質, 千葉 柾司(東北大学天文学教室)   平成22年 11月  
  125. 南極ドームふじ基地における電波天文学, 瀬田 益道 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成22年 10月  
  126. Gaia 時代の銀河系考古学, 河田 大介(マラード・スペース・サイエンス・ラボラトリー, ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)   平成22年 9月  
  127. 天体起源の宇宙線電子・陽電子について, 川中 宣太 氏(KEK)   平成22年 7月  
  128. The role of environment on the mass buildup of supermassive black holes, John Silverman 氏(カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU))   平成22年 6月  
  129. Suynaev-Zel'dovich Effect in Merging Galaxy Clusters, 吉川 耕司 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成22年 5月  
  130. ブラックホールへのガス降着現象, 川口 俊宏 氏(筑波大学 宇宙理論研究室)   平成22年 4月  
  131. 地球質量ダークマターマイクロハローの形成・進化, 石山 智明 氏(国立天文台 理論研究部)   平成22年 2月  
  132. ガス降着による超巨大ブラックホール形成理論構築に向けて, 川勝 望 氏(筑波大学 宇宙物理理論研究室)   平成22年 1月  
  133. Steps towards PopIII Stellar IMF, 梅村 雅之 氏(筑波大学)   平成21年 12月  
  134. ブラックホールの鼓動からスピンを測定する, 加藤 成晃 氏(JAXA)   平成21年 11月  
  135. 太陽圏外圏の構造とダイナミックス -- ヴォイジャー観測を基礎にして, 鷲見 治一 氏(アラバマ大学ハンツビル校 CSPAR)   平成21年 10月  
  136. 定在降着衝撃波不安定性の数値流体解析と重力崩壊型超新星爆発への応用, 佐藤 順一 氏(cea)   平成21年 9月  
  137. 星形成過程でのジェットとアウトフロー現象の解明, 町田 正博 氏(京都大学 天体核研究室)   平成21年 6月  
  138. 銀河衝突におけるスターバーストと星団形成, 斎藤 貴之 氏(国立天文台 理論研究部)   平成21年 5月  
  139. 水素分子の観測, 中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成21年 3月  
  140. 初期練成を含む星団の力学進化, 谷川 衝 氏(国立天文台)   平成21年 2月  
  141. First Cosmic Light, アンドレア・フェラーラ 氏(Scuola Normale Superiore)   平成21年 1月  
  142. 水素分子の観測, 中井 直正 氏(筑波大学 宇宙観測研究室)   平成20年 12月  
  143. The Making of The First Stars, 吉田 直記 氏(IPMU)   平成20年 11月  
  144. Warm-Hot Intergalactic Medium as Missing Baryon, 吉川 耕司 氏(筑波大学)   平成20年 10月  
  145. 宇宙背景放射(CMB)偏光観測, 羽澄 昌史 氏(KEK)   平成20年 9月  
  146. 銀河系中心領域における高速度分子ガス, 永井 誠 氏(筑波大学)   平成20年 7月  
  147. 新しい磁気リコネクションモデルの構築 ーPetschekモデルを越えてー, 新田 伸也 氏(筑波技術大学)   平成20年 5月