筑波大学 計算科学研究センター
第58回
連星中性子星やブラックホール・中性子星連星の合体はLIGO,VIRGO,KAGRAのような重力波望遠鏡の最も有望な重力波源であり,近い将来観測されると予想される。 しかし,信号の強度はノイズ振幅の高々10倍程度である。 重力波で検出された場合に,その検出を確信し,さらに重力波源の性質を深く探るには,電磁波対応天体による観測が強く望まれる。 本セミナーでは,有望とされる電磁波放射機構とそれに対する最近の研究成果を紹介する。