25th Uchu Forum
Once upon a time in Andromeda
University of Tsukuba, theoretical astrophysics group
Abstract
過去十数年間の飛躍的な観測装置と検出器の進歩,およびそれらを最大限 活用した観測技術の向上により,宇宙の大規模な構造の形成に関する我々の理解は大幅に進んできた。その一方で個々の銀河の形成・進化過程については,多くの謎が我々に投げかけられている。本講演では,天の川銀河から最も近い大質量銀河であるアンドロメダ銀河に関して得られている多波長観測のレビューを行い,我々のグループの最近の研究成果を紹介する。