第5回「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」シンポジウム

開催日程・会場

日程: 2009年5月14日(木) - 15日(金)
会場: 筑波大学計算科学研究センター ワークショップ室
参加: 参加無料
参加登録は締め切りました。
旅費希望は締め切りました。

※ 当日の模様はRealVideo配信する予定です。
映像を見るにはリアルプレーヤーが必要です。
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開催趣旨

筑波大学計算科学研究センター(以下 センター)では、 平成17年度より3ヵ年計画で特別教育研究経費による拠点形成事業 「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」 (平成17年度〜19年度)を推進し,超並列計算機システム PACS-CS (Parallel Array Computer System for Computational Sciences, ピーク性能14.4TFLOPS)を開発・製作しました。 また、2007年に発足した「T2K Open Supercomputer Alliance」の下、 新スパコンとしてT2K-Tsukuba(ピーク性能95TFLOPS)を導入し、 センターがこれを管理運営しています。 センターでは、全国の学際的計算科学の発展に資するべくPACS-CS全体と T2K-Tsukubaの約半分の計算機資源を「学際共同利用プログラム」に当て、 素粒子、宇宙、原子核、物質科学、生命、地球環境、生物、超高速計算システム、 計算情報学、数値解析の各分野で成果が出されています。

この度、平成20年度「学際共同利用プログラム」の成果の報告、 ならびに我が国の大規模数値シミュレーションによる計算科学の発展に向けた討論を目的として、 第5回「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」シンポジウムを開催致します。 奮ってのご参加をお待ち申し上げております。

プログラム


プログラム(PDF)


5月14日(木)

座長:朴 泰祐
10:00 (10分) 「はじめに」
佐藤 三久(筑波大学 計算科学研究センター センター長)
10:10 (10+5分) 「全球・領域気象予測モデルを用いた地球環境研究と将来予測」(08b-3)
田中 博 (筑波大学)
10:30 (10+5分)
 
「最尤法分子系統解析におけるheuristicな樹形探索の効率」(08b-22)
稲垣 祐司 (筑波大学)
10:50 (15+5分) 「巨大生体分子の光応答機能に関する理論的解析」(08b-7)
篠田 恵子 (三菱化学科学技術研究センター)
11:10 (15+5分) IR Laser Controlled Ionization of Helium by Attosecond XUV Radiation」(08a-4)
仝 暁民 (筑波大学)
11:30 (15+5分) 多軌道強相関電子系における光誘起ダイナミクス」(08b-11)
前島 展也(筑波大学)
11:50 - 13:30 昼食

座長:金谷 和至
13:30 (25+5分) 物理的クォーク質量における2+1フレーバー格子QCD」(08a-6, 08b-12)
蔵増 嘉伸 (筑波大学)
14:00 (15+5分) 大規模分子軌道計算における並列部分対角化」(08b-13)
櫻井 鉄也 (筑波大学)
14:20 (15+5分) 「Large Scale First Principles Stuides on Si Nano-Clusters」(08b-17)
岩田 潤一 (筑波大学)
14:40 (15+5分) 「PMv2ライブラリを用いたPACS-CS向け高速通信ライブラリ」(08a-3)
朴 泰祐 (筑波大学)
15:00 (15+5分) 「マルチコア/マルチソケットノードにおけるメモリ性能のインパクト」(08b-6)
朴 泰祐 (筑波大学)
15:20 - 15:40 休憩
15:40 (15+5分) 「オーダーN法第一原理計算プログラムCONQUESTの開発と応用計算」(08b-18)
宮崎 剛 (物質材料研究機構)
16:00 (15+5分) 「ハイブリッド分子動力学計算によるプロテイン・スプライシングの反応機構の解析」(08a-10)
舘野 賢 (筑波大学)
16:20 (15+5分) 「ハイブリッド分子動力学計算による新規の生体反応機構の解析」(08b-20)
舘野 賢 (筑波大学)
16:40 (15+5分) ナノスケール系の量子伝導シミュレーション」(08b-21)
小林 伸彦 (筑波大学)
17:00 - 18:00 パネルディスカッション
「学際開拓プログラムの今後について」

5月15日(金)

座長:橋本 哲男
10:00 (15+5分) 実空間差分法に基づく第一原理電子構造・量子輸送特性計算」(08b-23)
小野 倫也 (筑波大学)
10:20 (15+5分) 「第一原理量子モンテカルロ法によるMnダイマーの研究」(08b-2)
木野 日織 (物質材料研究機構)
10:40 (15+5分) 「多成分自己重力系の緩和過程における階層間の類似性と特異性の探究」(08b-10)
梅村 雅之 (筑波大学)
11:00 (15+5分) 「有限振幅法による中重領域核の光吸収断面積」(08b-24)
中務 孝 (理化学研究所)
11:20 (25+5分) 「強レーザー場中の電子・イオンダイナミクス」(08a-8, 08b-19)
矢花 一浩 (筑波大学)
11:50 - 13:30 昼食

座長:梅村 雅之
13:30 (15+5分) Study of quark-gluon plasma phase with lattice gauge theory」(08b-9)
野中 千穂 (名古屋大学)
13:50 (15+5分) 大規模並列環境における多重並列線形計算手法」(08b-14)
櫻井 鉄也 (筑波大学)
14:10 (15+5分) Precise determination of the strong coupling constant in Nf=2+1 lattice QCD with the Schr+Sdinger functional scheme」(08b-15)
谷口 裕介 (筑波大学)
14:30 (15+5分) 「Baryon-Baryon interactions from lattice QCD」(08b-25)
青木 慎也 (筑波大学)
14:50 - 15:10 休憩
15:10 (15+5分) 「銅酸化物超伝導体に於けるスピン渦とループ電流」(08a-5)
小泉 裕康 (筑波大学)
15:30 (15+5分) 重イオン用 CDCC プログラムの開発」(08a-11)
青木 保夫 (筑波大学)
15:50 (15+5分) 次世代スーパーコンピュータに向けたグランドチャレンジ・アプリケーションの開発」(08b-16)
高橋 大介 (筑波大学)
16:10 閉会

※当日の模様はRealNetworks社のストリーミング技術である RealMedia形式を用いてライブ中継します。

旅費

旅費希望は締め切りました。

お問い合わせ

シンポジウムに関するお問い合わせは、 電子メールにて
project-adm[at]ccs.tsukuba.ac.jp
までお送り下さい。

Center for Computational Sciences, University of Tsukuba