研究会・ワークショップ

銀河・銀河間ガス研究会2020

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サイエンス・開催趣旨

8月3−7日の日程で "銀河・銀河間ガス研究会2020" を開催します。

今年度は,昨今のコロナ禍の状況を鑑みてオンラインでの開催となります。 詳しい接続方法等はおってお知らせいたします。

毎年行っている IGM-Galaxy Workshop を今年も開催いたします。 この研究会では,「銀河」「活動銀河核」「銀河間物質」に関する話題を中心に,理論・観測の研究者が集まり最新の研究成果について議論を行います。また,昨年度の開催で好評であった各分野のレビュー講演および学生・若手PDによるグループ学習・発表会も行います。発表会にて好成績だったグループには表彰もございますので,若手の皆さんは奮ってご参加ください。興味ありそうな方への転送も是非お願いいたします。

この研究会は,筑波大学計算科学研究センター研究集会開催支援プログラムでサポートされています。

レビュー講演

  • 長峯 健太郎(大阪大学):「銀河理論」
  • 森下 貴弘(STScI):「銀河観測」
  • 柿市 航樹(UCSB):「IGM 理論」
  • 百瀬 莉恵子(東京大学):「IGM 観測」
  • 杉村 和幸(メリーランド大):「AGN・巨大ブラックホール理論」
  • 河野 孝太郎(東京大学):「AGN・巨大ブラックホール観測」

重要な日時

  1. 2020年 7月 17日(金) :登録締め切り
  2. 2020年 8月 3日(月) :ワークショップ初日
  3. 2020年 8月 7日(金) :ワークショップ最終日

参加登録

*受付は終了いたしました* (申し込み締め切:2020年7月17日)。
参加希望グループは,参加者の希望をベースに学年・専門分野のバランスを考慮して世話人で決定させていただきます。

プログラム

  • Review:45 分 + 15 分
  • Contributed talk:10 分 + 10 分
  • Group presentation:10 分 + 10 分

最新のプログラム PDF

グループ学習の班,課題の情報

1 日目( 8月 3日(月) )

9:30 ~ 11:30 午前 1
9:30 ~ 10:30 IGM 理論 review  柿市 航樹
10:30 ~ 10:50 Impact of UV Heating on Cosmological 21-cm Signal  田中 俊行
10:50 ~ 11:10 Ultracompact minihaloからの21cm線シグナル  古郡 国彦
11:10 ~ 11:30 休憩
11:30 ~ 13:30 午前 2
11:30 ~ 11:50 21cm forest probes on axion dark matter  島袋 隼士
11:50 ~ 12:10 Constraining the reionization scenario from galaxy surveys at the end of EoR  柏野 大地
12:10 ~ 13:30 昼休憩
13:30 ~ 15:30 午後 1
13:30 ~ 14:30 IGM 観測 review  百瀬 莉恵子
14:30 ~ 14:50 Extended Lya Halos around z~2-7 LAEs Investigated by Intensity Mapping Technique  菊地原 正太郎
14:50 ~ 14:10 The Mean Absorption Line Spectra of a Selection of Luminous z~6 Lyman Break Galaxies  播金 優一
15:10 ~ 15:30 休憩
15:30 ~ 17:30 午後 2
15:30 ~ 15:50 MIRACLES  松田 有一
15:50 ~ 16:10 赤方偏移z=9.11 [OIII]輝線銀河のALMA観測データ解析  徳岡 剛史
16:10 ~ 16:30 CHORUS Overview and LyC leaker search  山中 郷史
16:30 ~ 17:30 議論

2 日目( 8月 4日(火) )

9:30 ~ 10:50 午前 1
9:30 ~ 10:30 銀河観測 review 森下 貴弘
10:30 ~ 10:50 A constraint of [NII] 122 μm and new dust continuum detection of a z = 7.15 Lyman Break Galaxy with ALMA  菅原 悠馬
10:50 ~ 11:10 休憩
11:10 ~ 13:30 午前 2
11:10 ~ 11:30 [OIII]88 μm,[CII]158 μm, ダスト連続光の光度を用いた赤方偏移 z = 8.312 のライマンブレイク銀河における星間物質の porosity の推定  萩本 将都
11:30 ~ 11:50 ALMA データを用いたスパーズモデリングによるセイファート銀河 NGC1068 の活動銀河核の超解像度イメージング  戸上 陽平
11:50 ~ 13:30 昼休憩
13:30 ~ 15:50 午後 1
13:30 ~ 14:30 銀河理論 review  長峯 健太郎
14:30 ~ 15:30 AGN 観測 review  河野 孝太郎
15:30 ~ 15:50 休憩
15:30 ~ 17:50 午後 2
15:50 ~ 16:10 高分解能計算に基づいた超新星フィードバックモデルの構築  奥 裕理
16:10 ~ 16:30 遷音速アウトフローモデルによる高赤方偏移星形成銀河の mass loading factor の推定  五十嵐 朱夏
16:30 ~ 16:50 銀河の星形成 Quenching と Cold flow  松本 光生
16:50 ~ 17:50 議論

3 日目( 8月 5日(水) )

9:30 ~ 11:00 午前 1
9:30 ~ 9:50 ダークマター欠乏銀河の形成シミュレーション  大滝 恒輝
9:50 ~ 10:10 ALMA follow-up for a z=3.3 DLA found in a galaxy sight-line  井上 昭雄
10:10 ~ 10:30 HI and metal absorption around LAEs at z=2-3  馬渡 健
10:30 ~ 11:00 休憩
11:00 ~ 12:00 午前 2
11:00 ~ 12:00 AGN 理論 review:The initial stage of SMBH formation and evolution  杉村 和幸
12:00 ~ 13:30 昼休憩
13:30 ~ 15:10 午後 1
13:30 ~ 13:50 原始銀河団中ガスの金属組成比進化  福島 啓太
13:50 ~ 14:10 HSC と ALMA で探る z = 2.84 原始銀河団での銀河形成  菊田 智史
14:10 ~ 14:30 すばるで探る近傍極金属欠乏銀河の統計的分光調査  磯部 優樹
14:30 ~ 14:50 Correlation between LAE and IGM HI distributions at z~2 based on Subaru/HSC  Liang Yongming
14:50 ~ 15:10 休憩
15:10 ~ 17:10 午後 2
15:10 ~ 15:30 Lya Tomography Mapping with BOSS QSOs at z=2.5: HII Bubble Candidates in FALL Field  Dongsheng Sun
15:30 ~ 15:50 Lyα Emitters Explored by HETDEX Blind Spectroscopic Survey Yechi Zhang
15:50 ~ 16:10 HETDEXにおける機械学習による輝線検出手法の開発  酒井 直
16:10 ~ 17:10 議論

4 日目( 8月 6日(木) )

終日 各グループに分かれての議論

5 日目( 8月 7日(金) )

午前中 各グループに分かれての議論
13:30 ~ 16:30 グループ発表
13:30 ~ 13:50 銀河理論班
13:50 ~ 14:10 銀河観測班
14:10 ~ 14:30 IGM 理論班 
14:30 ~ 14:50 IGM 観測班 
14:50 ~ 15:10 AGN・巨大ブラックホール理論班
15:10 ~ 15:30 AGN・巨大ブラックホール観測班 
15:30 ~ 16:00 休憩(審査員審議)
16:00 ~ 16:30 表彰・総括 梅村 雅之

世話人

  • 梅村 雅之(筑波大学)
  • 大内 正己(東京大学)
  • 井上 昭雄(早稲田大学)
  • 長谷川 賢二(名古屋大学)
  • 矢島 秀伸(筑波大学)
  • 橋本 拓也(筑波大学)
  • 小野 宜昭(東京大学)