我々のチームメンバーを、現在在籍チームメンバー、博士後期課程(博士課程)修了メンバー、博士前期課程(修士課程)修了メンバーに分けて紹介します。 また、我々のグループでは、博士後期課程でより高度な専門的知識を習得し、シミュレーション技法や可視化、データ解析の高度なスキルを身につけた上で、実社会での活躍やアカデミックポジションを目指す方を積極的に応援しています。例えば、以下のような、筑波大学デュアルディグリープログラムや筑波大学博士後期課程学生支援プロジェクト、及び日本学術振興会特別研究員の制度などを積極的に活用して、研究活動の支援やキャリアパスの充実に力を入れています。
日本学術振興会特別研究員 | 我が国の優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究奨励金や科学研究費の助成により研究を支援する制度です。 |
博士後期課程学生支援プロジェクト | 優秀な筑波大学博士後期課程相当の学生に、給付型の支援経費(生活費相当額及び研究費)を支給する制度です。 |
デュアルディグリープログラム | 筑波大学大学院博士課程に在籍する大学院生が他専門の修士課程にも所属し、それぞれの学位を同時期に取得するプログラムです。我々のグループからはこれまで3名の学生が、宇宙物理学の研究で博士(理学)を取得し、High Performance Computingの研究で修士(工学)を同時取得しました。また、現在1名の学生がこの制度を活用してダークマターと機械学習の研究を同時に行っています。 |
大滝恒輝 | 2023年3月博士(理学)及びデュアルディグリープログラムにより2022年3月修士(工学) |
Formation of Dwarf Galaxies Induced by Dark Matter Subhalo Collisions | |
Sapienza University of Rome(Italy):PD研究員 | |
加藤一輝 | 2019年3月博士(理学) |
Dynamics of the cusp-to-core transformation in less massive galaxies and formation of the ultra-diffuse galaxies | |
一般企業就職 | |
桐原崇亘 | 2017年3月博士(理学) |
Numerical study of internal structure of galaxies via minor merger events in M31 | |
北見工業大学:准教授 | |
五十嵐朱夏 | 2017年3月博士(理学) |
Transonic analysis of galactic out flows and its application | |
国立情報学研究所: PD研究員 | |
扇谷豪 | 2014年3月博士(物理学)及びデュアルディグリープログラムにより2013年3月修士(工学) |
Solving the core-cusp problem of cold dark matter halos and the origin of their observational universalities | |
浙江大学(中国):教授 | |
三木洋平 | 2014年3月博士(理学)及びデュアルディグリープログラムにより2013年3月修士(工学) |
Numerical Investigation of Galactic Merger Utilizing High Performance Computing Architectures: Ancient Satellite Galaxy and Wandering Supermassive Black Hole | |
東京大学:准教授 |
古谷田和真 | 2024年3月 |
矮小銀河と銀河円盤の衝突における流体力学相互作用 | |
金田優香 | 2023年3月 |
ダークマターハローのスケーリングとカスプ-コア遷移 | |
博士後期課程進学 | |
田中駿次 | 2023年3月 |
銀河系衛星銀河の潮汐破壊過程における解析モデルの構築とN体シミュレーションによる数値実験 | |
一般企業就職 | |
堀田彩水 | 2023年3月 |
アンドロメダ銀河の力学進化とステラーストリームの形成過程 | |
一般企業就職 | |
数野優大 | 2022年3月 |
ダークマターサブハローの衝突頻度と成長過程 | |
学校教員 | |
大滝恒輝 | 2021年3月 |
ダークマターサブハロー衝突によるダークマター欠乏銀河の形成過程性 | |
博士後期課程進学 | |
佐々木竜志 | 2020年3月 |
銀河衝突シミュレーションで探るMilky Way disk の進化シナリオ | |
一般企業就職 | |
永野裕太 | 2019年3月 |
銀河風における遷音速および亜音速流の存在可能性 | |
気象庁 | |
宮川銀次郎 | 2019年3月 |
IC10に付随するHI gas streamの形成シミュレーションで探るdark satelliteの存在可能性 | |
一般企業就職 | |
田沼萌美 | 2018年3月 |
ダークマターハローのユニバーサルスケーリング則 | |
一般企業就職 | |
藤原隆寛 | 2018年3月 |
Integral Approachを用いた新しいGodunov SPH法の開発 | |
一般企業就職 | |
楠尚久 | 2017年3月 |
銀河衝突シミュレーションで探るアンドロメダ銀河のダークマターハロー外縁部構造と衝突軌道の探査 | |
一般企業就職 | |
柴野祥平 | 2017年3月 |
M31の銀河進化における星間ガスと恒星風の相互作用 | |
一般企業就職 | |
結城文香 | 2016年3月 |
矮小楕円銀河核の形成シミュレーション | |
一般企業就職 | |
加藤一輝 | 2015年3月 |
Cold dark matter halo におけるcusp-core 問題とtoo-big-to-fail 問題の関連性 | |
博士後期課程進学 | |
村田貴紀 | 2015年3月 |
銀河形成初期のアウトフローと銀河形状 | |
一般企業就職 | |
桐原崇亘 | 2014年3月 |
矮小銀河の衝突シミュレーションで探る銀河とダークマターハローの内部構造 | |
博士後期課程進学 | |
五十嵐朱夏 | 2013年3月 |
球対称定常銀河風の解析 | |
博士後期課程進学 | |
土屋聖海 | 2012年3月 |
球対称定常銀河風の遷音速解―銀河の質量密度分布との関係― | |
一般企業就職 | |
扇谷豪 | 2011年3月 |
超新星爆発のガス加熱による重力場変動のダークマターハロー中心密度分布への影響 | |
博士後期課程進学 | |
中村繁幸 | 2011年3月 |
銀河風と矮小銀河の形状の関係について | |
一般企業就職 | |
三木洋平 | 2011年3月 |
銀河衝突による銀河進化と活動銀河中心核への影響に関する理論的研究 | |
博士後期課程進学 |