Japanese     English

Activities

What's new




2024.11.5-8  横浜国立大学で開催された「スクール型研究会:宇宙における暗黒物質とその探査」に参加し、我々のグループの最新研究結果を報告しました。レクチャーでは、暗黒物質と宇宙線伝搬・暗黒物質の構造形成・暗黒物質の残存量・暗黒物質の素粒子模型など関連するトピックについて知見を広げました。

2024.10.29  数野優大(2023年修士卒)さんとの共著論文"Cosmological evolution of dark matter subhaloes under tidal stripping by growing Milky Way-like galaxies"のPublications of the Astronomical Society of Japan誌への掲載が決定しました。宇宙論的シミュレーションデータを解析し、銀河系スケールのダークマターハローに付随するダークマターサブハローの質量進化過程と力学進化過程について報告しました。

2024.10.28-11.1  東京大学柏キャンパスで開催された国際シンポジウム"Kashiwa-no-ha Dark Matter and Cosmology Symposium"に参加しました。金田優香(D2)さんは、Stellar streamと暗黒物質のサブハローもしくは中間質量ブラックホールの衝突によってできるParallel Stellar Streamの形成過程について講演しました。篠崎倫(B4)さんは、暗黒物質のカスプ-コア遷移過程の物理条件に関する研究成果をポスター発表し、多くの参加者と議論しました。

2024.10.18-19  筑波大学で開催された天体形成研究会2024で、金田優香(D2)さん、山口未沙(M2)さん、湯浅拓宏(M2)さん、相本幹太(B4)さん、篠崎倫(B4)さん、髙山暁史(B4)さんが研究成果報告を行いました。

2024.10.10  小上樹(総研大)さんとの共著論文"The structure of the stellar halo of the Andromeda galaxy explored with the NB515 for Subaru/HSC. I.: New Insights on the stellar halo up to 120 kpc"の、Monthly Notices of the Royal Astronomical Society誌への掲載が決定しました。 M31ハローにある銀河衝突の痕跡を詳細に観測した論文です。総研大、国立天文台、東北大、筑波大、UCLA、ノートルダム大、ジョンズ・ホプキンズ大、他の国際共同研究となっています。

2024.10.7-8  つくば国際会議場で開催された国際シンポジウム"16th symposium on Discovery, Fusion, Creation of New Knowledge by Multidisciplinary Computational Sciences"に参加し、研究成果報告を行いました。 篠崎倫(B4)さんが行ったダークマターハローのカスプ―コア遷移の物理条件に関する研究成果です。

2024.9.26-27  国立天文台で開催された研究会"The Violent Universe"に参加し、研究成果報告を行いました。

2024.9.11-13  日本天文学会2024秋季年会が兵庫県の関西学院大学三田キャンパスで開催され、ダークマターハローに関する研究とアンドロメダ・ジャイアント・ストリームに関する最新の研究成果の発表を行いました。また、同時に東北大学、国立天文台、法政大学、東京大学の共同研究者と新しい共同研究に関するキックオフミーティングを行いました。

2024.8.30  数野優大さん(2023年修士卒)との共著論文"Cosmological evolution of dark matter subhaloes under tidal stripping by growing Milky Way-like galaxies"を、Publications of the Astronomical Society of Japan誌に投稿しました。

2024.8.30  大滝恒輝(2024年博士卒・鹿児島大PD)さんが、ローマ大学サピエンツァ研究員着任のためいよいよ旅立ちます。新旧森グループメンバーがつくばに集まり、送別会を行いました。

2024.8.5  東京大学柏キャンパスで、新しいプロジェクトの共同研究打ち合わせを行いました。

2024.7.30  湯浅拓宏(M2)さん、三木洋平(東京大)さんとの共著論文"Novel Individual Timestep Integrator with Symplectic Property using Hamiltonian Splitting for SPH"を、Astrophysical Journal誌に投稿しました。

2024.7.25  本日は筑波大学オープンキャンパスでした。我々のブースには約150名の来訪者がありました。最新の研究成果や銀河衝突シミュレーションを体験したり、宇宙物理学の研究最前線に触れて頂きました。

2024.7.19  国立天文台ハワイ観測所の岡本桜子さんを迎えて共同研究の打合せを行いました。新しい分野の研究が始まり、今後の展開がとても楽しみです。

2024.7.16  大滝恒輝(鹿児島大PD)さん、三木洋平(東京大)さん、高橋大介(筑波大)さんとのハイパフォーマンスコンピューティング関連の共著論文"Accelerated Hermite integrator for orbital integration with OpenACC"を、Computer Physics Communications誌に投稿しました。 エルミート積分を実装したN体シミュレーションコードをOpenACCで書き、GPUを用いて加速させた場合のパフォーマンスについて解析しました。

2024.7.15  金田優香(D2)さんとの共著論文"A universal scaling relation incorporating the cusp-to-core transition of dark matter haloes"がPASJ誌にアクセプトされました。 銀河や銀河団に付随するダークマターハローで観測されてきた奇妙なスケーリング則の起源を明らかにするとともに、コールドダークマター仮説におけるカスプ=コア問題との関連を議論しました。 [arXiv:2407.03614]

2024.7.8  現在、PASJ誌で査読中の金田優香(D2)さんとの共著論文"A universal scaling relation incorporating the cusp-to-core transition of dark matter haloes"を、arXivで公開しました。 [arXiv:2407.03614]

2024.7.7  湯浅拓宏(M2)さんが開発した新しいSPH法に関する共著論文"Novel hydrodynamic schemes capturing shocks and contact discontinuities and comparison study with existing methods"が、New Astronomy誌に掲載されました。圧縮性流体力学シミュレーションを行う際に、衝撃波と接触不連続面を正確に解くために開発した新しいSPH法に関する論文です。 [New Astronomy, arXiv:2312.03224v3]

2024.7.2  金田優香(D2)さんがポツダムで開催されたIAU Symposium "Dynamical Masses of Local Group Galaxies"に参加した際に収録されたインタヴューが、YouTubeにアップされました (8:35-10:14)。 銀河に付随するコールドダークマターハローのカスプ=コア問題について、一般の方に向けて分かりやすく解説しています。



2024.6.29  SCUTA(筑波大学宇宙理論スポーツクライミングクラブ)メンバーでリードクライミングに挑戦しました。

2024.5.20  山口未沙(M2)さんの「日本天文学会早川幸男基金による渡航報告書」が天文月報6月号に掲載されました。2023年12月11日から15日まで The Chinese University of Hong Kong で開催された国際会議 ”International Conference on Resolving Galaxy Ecosystems Across All Scales” に参加した時の様子が報告されています。

2024.5.12  筑波大学宇宙理論・観測研究室の合同新人歓迎会が「ゆかりの森」で行われました。森グループからは7名のメンバーが参加し、BBQを楽しみながら観測のグループや他の理論グループとの親交を深めました。

2024.4.22  卒研生の相本幹太さん、篠崎倫さん、髙山暁史さん、藤乃卷龍翁さんの4名を、我々のチームに迎え入れることになりました。

2024.4.20  大滝恒輝(2024年卒業生)さんの「日本天文学会早川幸男基金による渡航報告書」が天文月報5月号に掲載されました。2023年8月にミュンヘン大学天文台の”CAST meeting in the Ludwig Maximilian University of Munich”と、ローマ大学の”group meeting in the Sapienza University of Rome”でセミナーを行った際の様子が報告されています。

2024.4.1  大学院博士前期課程1年生の竹内大晟さんを、我々のチームに迎え入れることになりました。また、チーム2017年卒業生の桐原崇亘さんが北見工業大学准教授の職に就きました。


2024.3.31  M2の古谷田和馬さんが一般企業に就職し、D3の大滝恒輝さんがポスドク研究員として鹿児島大学に異動しました。大滝さんは準備が整い次第ローマ大学研究員としてさらに異動する予定です。

2024.3.26  3月12日から約2週間ドイツに滞在し、ミュンヘン郊外のマックス・プランク地球外物理研究所(Max-Planck Institute for Extraterrestrial Physics)の Andreas Burkert氏、ハイデルベルグ大学天文計算研究所(Astronomisches Rechen-Institut)の Andreas Koch氏らと共同研究の打合せを行い、本日帰国しました。

2024.3.12  今日から約2週間ドイツに滞在し、マックス・プランク地球外物理研究所(Max-Planck Institute for Extraterrestrial Physics)、ミュンヘン大学天文台(University Observatory, Ludwig-Maximilians-Universität München)、ハイデルベルグ大学天文計算研究所(Astronomisches Rechen-Institut, Heidelberg Universityeas)で共同研究の打合せを行います。

2024.3.11  今日から2日間、東京大学本郷で開催される日本天文学会2024年春期年会「すばるPFSが拓く銀河・銀河系の形成進化」セッションに参加し、研究成果発表をおこないます。森グループからは、森の他、大滝恒輝(D3)さん、金田優香(D1)さん、山口未沙(M1)さんが成果報告をおこないます。

2024.3.9  国立天文台で開催された「すばるPFSが拓く銀河・銀河系の形成進化:サテライト ワークショップ」に森と金田優香(D1)さんが参加しました。

2024.3.1  Matsushima Century Hotel(宮城県松島)で3日間開催された「Dark Matter in the Universe: The Present and Future of Galactic Archaeology and Near-field Cosmology」に参加し、森、大滝恒輝(D3)さん、金田優香(D1)さん、山口未沙(M1)さんが成果報告をおこないました。

2024.2.21  大滝恒輝(D3)さんの博士論文「Formation of Dwarf Galaxies Induced by Dark Matter Subhalo Collisions」の審査会が行われ、合格しました。

2024.2.15  湯浅拓宏(M1)さんが開発した新しいSPH法に関する論文「Novel hydrodynamic schemes capturing shocks and contact discontinuities and comparison study with existing methods」が New Astronomy誌にアクセプトされました。 [arXiv:2312.03224]

2024.2.15  古谷田和真(M2)さんの修士論文「矮小銀河と銀河円盤の衝突における流体力学相互作用」の公開審査会が行われ、合格しました。

2024.1.31  竹内大晟(B4)さんの卒業論文「銀河衝突と流体力学相互作用の研究にむけて」の公開審査会が行われ、合格しました。