T2Kシンポジウム’09 in Tsukuba

開催趣旨

 筑波大学・東京大学・京都大学の三大学の連携により進められてきた "T2K Opensupercomputer Alliance" は、 各大学におけるT2Kオープンスパコンの運用開始から1年を迎え、 様々なアプリケーションが実行されており、 また大規模PCクラスタの運用経験も着々と積まれつつあります。

 T2K Opensupercomputer Allianceでは、 これまで3回のシンポジウムを各拠点で行って参りましたが、 システム運用開始一周年を向かえ、 「T2Kシンポジウム '09 in Tsukuba」をつくば市にて開催致します。 シンポジウムでは、 各大学のT2Kシステム上での様々なアプリケーション実行例を中心に、 T2K連携の現状と今後、 またT2Kシステムを土台としたペタスケールアプリケーション開発に向けてのパネルディスカッション等を用意しております。

 参加費は無料となっております。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

開催日時・場所

日時: 2009年6月18日(木) 10:30 - 17:00
場所: つくば国際会議場(エポカルつくば)中ホール200

主催・協賛

主催: 筑波大学計算科学研究センター
協賛: 東京大学情報基盤センター
京都大学学術情報メディアセンター

参加申し込み

事前参加登録は締め切りました。

プログラム

プログラム(PDFファイル)

10:30 - 10:35 開会挨拶
佐藤三久(筑波大学計算科学研究センター長)
<第一部:T2Kの現状と今後>
司会:建部修見(筑波大学)
10:35 - 11:15
 
さらなる展開〜T2K連携と次期T2Kマシン〜
石川裕(東京大学情報基盤センター)
11:15 - 11:45 T2Kシステム運用報告
朴泰祐(筑波大学計算科学研究センター)
11:45 - 13:00 (昼食)
<第二部:T2Kオープンスパコンにおけるアプリケーション実行>
司会:中島研吾(東京大学)
13:00 - 13:30 地震と津波の大規模数値シミュレーション
古村孝志(東京大学大学院情報学環・地震研究所)
13:30 - 14:00 T2K-Tsukubaにおける全球雲解像大気大循環モデルNICAMの実行について
田中博(筑波大学大学院生命環境科学研究科)
14:00 - 14:30 超並列計算によるマルチスケール・マルチフィジックス心臓シミュレーション
細井聡(東京大学大学院新領域創成科学研究科/富士通株式会社)
14:30 - 15:00 原子・緩和過程を取り入れたプラズマ粒子シミュレーション
岸本泰明(京都大学大学院エネルギー科学研究科)
15:00 - 15:20 (コーヒーブレーク)
<第三部:ディスカッション>
15:20 - 17:00 パネルディスカッション「T2Kの王手飛車取り!」

稼動後1年を迎えたT2Kオープンスパコンでのアプリケーション実行とシステム運用を踏まえ、 今後のペタスケールコンピューティングまでの道のりと戦略を様々な視点から議論します。

モデレータ:朴泰祐(筑波大学)
パネリスト:田中博(筑波大学)
古村孝志(東京大学)
岸本泰明(京都大学)
高橋大介(筑波大学)
片桐孝洋(東京大学)
中島浩(京都大学)

お問い合わせ

シンポジウムに関するお問い合わせは電子メールにて
t2ksymp2009[at]ccs.tsukuba.ac.jp
までお送り下さい。
※スパム防止のためアットマークを[at]と表記しています。
 実際の宛先は[at]をアットマークに変更してください。

Center for Computational Sciences, University of Tsukuba