第4回「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」シンポジウム
開催日程・会場
日程: | 2008年4月24日(木) - 25日(金) |
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会場: | 筑波大学計算科学研究センター 国際ワークショップ室 |
参加: | 参加無料 |
参加登録は締め切りました。
(4月22日火曜日締め切り)
旅費希望は締め切りました。
このページ下段の旅費申請書を提出してください。 旅費の締め切りは4月17日までとなっています。 |
※ 当日の模様はRealVideo配信する予定です。
開催趣旨
筑波大学計算科学研究センターでは、平成17年度〜19年度の3ヵ年に渡り、 文部科学省特別教育研究経費による「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」プロジェクトを推進してまいりました。 本センターは、計算科学の諸分野と計算機科学の研究者が共同して行う計算科学の先端的かつ学際的な研究を大きな特徴としており、 このプロジェクトでは2560ノードを持つ国産最大の高性能超並列クラスタシステムPACS-CS (Parallel Array Computer System for Computational Sciences)の研究開発と、これを用いた各種先端的計算科学アプリケーションの推進が行われてきました。全国の計算科学の発展に資するべく、 昨年の10月よりPACS-CSの全国共同利用のための「学際共同利用プログラム」を実施し,PACS-CS の全てのノードを共同利用に供して運用を行っています。 「学際共同利用プログラム」によって、素粒子物理学・物性物理学を始めとする各種計算科学アプリケーションのプロダクトランが実施され、大規模計算科学シミュレーションに基づく各種成果がでています。
この度、PACS-CSプロジェクトの総括と、平成19年度後期の「学際共同利用プログラム」の成果発表を兼ねて、 『第4回「計算科学による新たな知の発見・統合・創出」シンポジウム 〜PACS-CSシステムと計算科学〜』シンポジウムを開催致します。 本シンポジウムでは、PACS-CSの研究開発と各種アプリケーションの研究成果について発表が行われる予定です。 奮ってのご参加をお待ち申し上げております。
プログラム
4月24日(木)
座長:梅村雅之13:15 - 13:25 | 「はじめに」
佐藤 三久(筑波大学 計算科学研究センター センター長)
[配信映像] |
13:25 - 13:55 | 「PACS-CSプロジェクトについて」
|
13:55 - 14:15 |
「PACS-CSの利用法」
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14:15 - 14:45 (質疑5分) |
「現実的クォーク質量における2+1フレーバー格子QCD」 (共同利用07b-5) |
14:45 - 15:15 (質疑5分) |
「実空間密度汎関数法による大規模第一原理計算」 (共同利用07b-12) |
15:15 - 15:30 | 休憩 |
座長:白石賢二
15:30 - 16:10 (質疑10分) |
「タンパク質の分子認識:RISM理論によるアプローチ」 (招待講演) |
16:10 - 16:40 (質疑5分) |
「第一原理ハイブリッド分子動力学計算によるアミノアシルtRNA 合成酵素の触媒反応機構の解析」 (共同利用07b-9) |
16:40 - 17:10 (質疑5分) |
「量子シミュレーションによる強相関電子系の研究」 (共同利用07b-11) |
17:10 - 17:40 (質疑5分) |
「FIRSTプロジェクトによる計算宇宙物理学の展開」
|
4月25日(金)
座長:吉江友照10:00 - 10:30 (質疑5分) |
「網羅的樹形探索によるブートストラップ解析法の検討」 (共同利用07b-2) |
10:30 - 11:00 (質疑5分) |
「電子相関を露わに導入した分子動力学計算によるタンパク質の立体構造形成過程の解析」 (共同利用07b-8) |
11:00 - 11:30 (質疑5分) |
「量子ダイナミックス・量子制御」 (H20共同利用) |
11:30 - 12:00 (質疑5分) |
「QCDによるバリオン間相互作用」 (共同利用07b-6) |
12:00 - 13:15 | 昼休憩 |
座長:田中博
13:15 - 13:45 (質疑5分) |
「ハイブリッド分子動力学計算によるプロテイン・スプライシングの反応機構の解析」 (共同利用07b-10) |
13:45 - 14:15 (質疑5分) |
「時間依存密度汎関数理論による光応答計算」 (共同利用07b-7) |
14:15 - 14:45 (質疑5分) |
「QMMM分子動力学法による生体機能解析」 (共同利用07b-4) |
14:45 - 15:05 (質疑5分) |
「格子QCDによる非摂動論的な繰り込み」 (共同利用07b-13) |
15:05 - 15:20 | 休憩 |
座長:佐藤三久
15:20 - 16:00 (質疑10分) |
「次世代スーパーコンピュータ開発プロジェクトについて」 (招待講演) |
16:00 - 16:30 (質疑5分) |
「全球・領域気象予測モデルを用いた地球環境研究と将来予測」 (共同利用07b-3) |
16:30 | 閉会挨拶
佐藤 三久(筑波大学 計算科学研究センター センター長)
[配信映像] |
その他
報告書のみ | 「格子ゲージ理論を用いたクォークグルオンプラズマ相の研究」 (共同利用07b-1) 浅川 正之 (大阪大学 理学研究科) |
※当日の模様はRealNetworks社のストリーミング技術である RealMedia形式を用いてライブ中継されます。
旅費
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シンポジウムに関するお問い合わせは、
電子メールにて
symposium2008[at]ccs.tsukuba.ac.jp
までお送り下さい。