計算物理学研究センター研究会
「並列・分散環境における
ハイパフォーマンスコンピューティング (PDHPC)」
本研究会はお陰様で無事終了致しました。
講演者・関係者・参加者各位にお礼申し上げます。
日程 1998年3月23日(月)〜24日(火)
会場 筑波大学計算物理学研究センター 2階セミナー室
(計算物理学研究センターまでの経路)
TEL: (0298)53-6487
主催 筑波大学計算物理学研究センター
実行委員長 小柳義夫(東京大学)
主旨
近年のハイパフォーマンスコンピューティングのトレンドは、単体ベクトル計算機から並列ベクトル、大規模並列スカラー、クラスタ、大規模分散(メタコンピューティング)等の様々な並列・分散環境にその舞台を移している。日本国内でもCP-PACSを始めとする大規模並列システムや、クラスタ及び分散環境といった商用ベースのシステムに基づく大規模科学技術計算が活発に行なわれている。
このような状況の下で、これらの様々なシステムにおけるハイパフォーマンスコンピューティングの現状を、ハードウェアのレベルからアプリケーションのレベルまで、幅広い分野の研究者による講演を踏まえ、横断的な議論を展開する場として、本研究会を開催する。
プログラム
3月23日(月)
- 13:00 - 13:10 開会挨拶
計算物理学研究センター長 岩崎洋一(筑波大学)
- 13:10 - 14:00 「超並列計算機CP-PACSの性能評価」
朴泰祐(筑波大学)
- 14:00 - 14:50 「大規模分散環境におけるメタコンピューティング」
松岡聡(東京工業大学)
- 14:50 - 15:40 「ハイパフォーマンスコンピューティングの利用技術としてのMPI」
建部修見(電子技術総合研究所)
- 15:40 - 16:00 [休憩]
- 16:00 - 16:50 「SMPクラスタの性能評価」
佐藤三久(新情報処理技術開発機構)
- 16:50 - 17:40 「蛋白質の折り畳みのモンテカルロシミュレーション」
岡本祐幸(分子科学研究所)
3月24日(火)
- 09:30 - 10:20 「メモリ混載技術による超高性能プロセッサ」
村上和彰(九州大学)
- 10:20 - 11:10 「並列計算機による分子軌道計算」
長嶋雲兵(お茶の水女子大学)
- 11:10 - 12:00 「並列計算機におけるプラズマ・シミュレーション」
秋山泰(新情報処理開発機構)
- 12:00 - 13:30 [休憩(昼食)]
- 13:30 - 14:20 「クラスタ・コンピューティング」
関口智嗣(電子技術総合研究所)
- 14:20 - 15:10 「地球シミュレータ開発の概要について」
横川三津夫(地球シミュレータ研究開発センター)
- 15:10 - 15:20 閉会挨拶
実行委員長 小柳義夫(東京大学)