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その日に気になった言葉を、IT
用語辞典 e-Words を参考にして書きました。
- メールサーバ -
SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)
インターネットで電子メールを送信するためのプロトコル。
POP (Post Office Protocol)
インターネット上で、電子メールを保存しているサーバからメールを受信するためのプロトコル。POP を使うとパスワードがネットワーク上をそのまま流れるため、通信途中で盗まれる危険性もある。
APOP (Authenticated Post Office Protocol)
POP の弱点を改善し、パスワードのやり取りを暗号化したもの。
- ネットワーク技術 -
プロトコル
ネットワークを介してコンピュータ同士が通信を行う上で、相互に決められた約束事の集合のこと。通信手順、通信規約とも呼ばれる。
OSI 参照モデル
コンピュータの持つべき通信機能を階層構造に分割したモデル。(国際標準化機構(ISO)により設定された、異なる機種間のデータ通信を実現するための、ネットワーク構造の設計方針「OSI (Open Systems Interconnection)」に基づいている。)
第1層(物理層):データを通信回線に送出するための電気的な変換や、機械的な作業を受け持つ。
第2層(データリンク層):通信相手との物理的な通信路を確保し、通進路を流れるデータのエラー検出などを行う。
第3層(ネットワーク層):相手までデータを届けるための通信経路の選択や、通信経路内のアドレスの管理を行う。
第4層(トランスポート層):相手まで確実に効率よくデータを届けるためのデータ圧縮や誤り訂正、再送制御などを行う。
第5層(セッション層):通信プログラム同士がデータの送受信を行うための仮想的な経路の確立や解放を行う。
第6層(プレゼンテーション層):第5層から受け取ったデータをユーザが分かりやすい形式に変換したり、第7層から送られてくるデータを通信に適した形式に変換したりする。
第7層(アプリケーション層):データ通信を利用した様々なサービスを人間や他のプログラムに提供する。
TCP/IP (Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
インターネットで標準的に使われるプロトコル。OSI 参照モデルでは、IP が第3層(ネットワーク層)、TCP が第4層(トランスポート)にあたり、HTTP や FTP などの基盤となるプロトコルである。
TCP (Transmission Control Protocol)
インターネットで標準的に使われるプロトコル。トランスポート層(第4層)にあたる。ネットワーク層(第3層)の IP と、セッション層(第5層)以上のプロトコル(HTTP、FTP、SMTP、POP)の橋渡しをする。
FTP (File Transfer Protocol)
インターネット等の TCP/IP ネットワークでファイルを転送するときに使われるプロトコル。
DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)
インターネットに一時的に接続するコンピュータに、IP アドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。通信を終えると自動的にアドレスを回収し、他のコンピュータに割り当てる。
HTTP (HyperText Transfer Protocol)
Web サーバとクライアント(Web ブラウザなど)がデータを送受信するのに使われるプロトコル。
ドメイン名
インターネット上に存在するコンピュータやネットワークにつ
けられる識別子。インターネット上の住所のようなもの。
IP (Internet Protocol) アドレス
インターネットなどの IP ネットワークに接続されたコンピュータ1台1台に割り振られた識別番号。
DNS (Domain Name System)
ドメイン名と IP アドレスを対応させるシステム。IP アドレスは覚えにくいため、ドメイン名を別名として運用することになった。
- 文字/フォント -
ASCII (American Standard Code for
Information Interchange)
アメリカ規格協会が定めた、情報交換用の文字コードの体系。7 ビットで表現され、128 種類のローマ字、数字、記号、制御コードで構成されている。
binary
テキスト形式(文字データ)以外のデータ形式全般のこと。実行可能形式のコンピュータプログラムや、画像や音声、動画などのデータ等。コンピュータが直接解釈して実行できるフォーマットで記述された実行ファイルの形式を特にバイナリコードという。
(バイナリの原義:「二進数の」という意味。)
- プログラミング -
コンパイル
人がプログラミング言語を用いて作成したソフトウェアの設計図(ソースコード)を、コンピュータ上で実行可能な形式(オブジェクトコード)に変換すること。そのためのソフトウェアをコンパイラという。
オブジェクト言語
コンピュータに理解できる言語(マシン語)で記述されたプログラム。数値の羅列として表現されるため、そのままの形で人が理解するのは困難。
- OS -
シェル
ユーザーの操作(キーボードから入力された文字や、マウスのクリック等)を解釈して、対応した機能を実行するように OSに指示を与えるソフトウェア。
NFS (Network File System)
UNIX システムで利用されるファイル共有システム。NFS を使うと離れた場所にあるコンピュータのファイルを、あたかも自分のコンピュータにあるファイルのように操作できる。
「NFS サーバ」:ファイルを他のコンピュータに提供するコンピュータ。
「NFS クライアント」:他のコンピュータにあるファイルを利用するコンピュータ。
- その他 -
FLOPS (Floating point number Operations
Per Second)
コンピュータの処理速度をあらわす単位の一つ。処理速度が 1
FLOPS のコンピュータは、1 秒間に 1 回の浮動小数点演算(実数計算)ができることを示す。