XY Ariの観測
石田 淳一 (宇宙科学研究所)
Key Words ...
白色矮星
XY Ariは強磁場を持つ白色矮星と主系列星からなる蝕連星系(強磁場激変星)
で、分子雲 MBM 12 (Lynds 1457)のむこう側に位置する。「ぎんが」衛星の観
測で、白色矮星の自転周期が 206秒、蝕の間隔から軌道周期が約6時間である
ことがわかっている。今回は「あすか」による1996年1月の観測から、自転位
相、蝕の位相を過去の観測と比較するとともに、X線分光によって連星系の力
学量の導出を行なう。
参考文献...
1. Kamata,Y. and Koyama,K. 1993,ApJ,405,307
2. Kamata,Y.,Tawara,Y,& Koyama,K.1991,ApJ,379,L65
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