「次世代IT基盤構築のための研究開発」プロジェクトについて

平成17年6月16日

 文部科学省では、平成17年度から、我が国のスーパーコンピューティング技術等のIT基盤技術の発展を目指して、「次世代IT基盤構築のための研究開発」プロジェクトを推進することとなっていましたが、その「将来のスーパーコンピューティングのための要素技術の研究開発」領域において、(株)日立製作所が本センター並びに東京大学と共に提案していた研究開発課題「低電力高速デバイス・回路技術・論理方式の研究開発」が採択され、この度研究が開始される運びとなりました。
 本研究開発課題においては、将来のスーパーコンピュータシステムにおける高速化の最大の障壁となるLSIの消費電力を削減することを目的として、産学連携体制により、低電力を達成できるデバイス構造を提案し、更に回路技術、論理方式を研究開発する予定です。本センターは主として論理方式の研究開発を担当します。


 本件に関する文部科学省報道:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/05/05052401.htm