研究室概要

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宇宙最初の星や銀河の誕生,それらが放つ光の特性,銀河や銀河団の形成進化,ブラックホールの形成進化と銀河中心核活動,そして星・惑星系形成などについて基礎物理学から理解することを目指しています。研究の特色は,輻射輸送方程式や相対論的輻射流体力学方程式を扱うことにより,物質と光の相互作用を忠実に採入れていることと,多成分多体から成る天体の形成進化においてお互いの重力の相互作用を忠実に採入れていることです。研究手法としては,解析的研究やコンピュータでの演算を始めとして,計算科学研究センターのスーパーコンピュータを利用した大規模数値シミュレーションを用いています。

特集記事

Diffuse Photonを考慮した3次元輻射輸送計算on GPUs(Part 1)

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内容 星間空間,銀河形成や進化,宇宙の大規模構造などでの物理現象を正確に記述するには,星や星間媒質から 放射される光の影響を計算する輻射輸送方程式を厳密に解く必要がある。 星からの光は中性ガスに吸収され減衰していくだけであるが,紫外線以上のエネルギーを受け取った中性ガスは電離し, 電離ガスである確率で電子と再結合をして中性ガスに戻り,その際に再結合光子という電離光子を放射するので 新たな光源になり周囲に影響を及ぼすため無視することはできない。 我々の研究ではこの電離光子の影響を調べるた...

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原始惑星系円盤のALMA偏光観測

大橋 聡史 氏

近年,ALMA望遠鏡による高感度,高分解能観測によって原始惑星系円盤をこれまでにない解像度でイメージングし,リングやギャップ構造などの様々な特徴をもつ円盤を捉えてきた。 原始惑星系円盤において惑星が形成するためには,ダストを0.1 umサイズから1000 kmサイズへと10桁以上成長する過程を考えなければならない。そこで,原始惑星系円盤でどこでどのようにダスト成長が開始するのかを観測から明らかにすることが重要となる。 最近,偏光によってダストのサイズを見積もる方法が提唱されている(e.g., Kataoka et al. 2016)。これはダストが成長することでダストの散乱係数が高くなり(アルベドが高くなり),ダストの熱放射が散乱されるためである。しかしながら,従来の偏光のメカニズムとして,磁場に沿ったダスト整列による熱輻射が考えられてきた。さらに輻射によるダストの整列によっても偏光が起こる可能性も示唆され(Lazarian & Hoang 2007, Tazaki et al. 2017),原始惑星系円盤での偏光メカニズムはよくわかっていない。 そこで我々はALMAによる高...

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宇宙物理理論・宇宙物理観測合同新歓BBQ

5月3日に宇宙理論・宇宙観測の合同新歓バーベキューを開催しました。 研究室に新たに加わる学類4年生やスタッフの方を含めた理論・観測研究室の 親睦を深める目的で開催され,...

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第38回全国高等学校総合文化祭茨城大会「いばらき総文2014」新聞部門インタビュー

2014年7月28日,第38回全国高等学校総合文化祭茨城大会「いばらき総文2014」の新聞部門の方によるインタビューを小松勇さん(博士後期課程3年)が受けました。 ...

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日本学術振興会 特別研究員 平成26年度採用報告

左から右へ:桐原 崇亘,小松 勇,鈴木 裕行 このたびは,宇宙物理理論研究室の小松勇さん,桐原崇亘さん,鈴木裕行さんの3名が学振特別研究員に採用されました。 小...

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夢コンテスト:鈴木裕行(M2)が優勝!

本日,宇宙物理理論研究室(M2)の鈴木裕行がタウンワークプレゼンツ「Campus Life +1」のファイナルコンテストに出場し,【「宇宙」で多くの人を笑顔に幸せにしたい...

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ALMA 望遠鏡で探る超遠方銀河の性質

電波干渉系 ALMA の登場によって、宇宙再電離時代 (宇宙年齢がおそよ2-10億年) にある銀河の研究は新時代を拓いた。サブミリ波帯に赤方偏移した遠赤外の微細構造輝線 ...

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The most rapidly growing black holes: Narrow Line Seyfert 1s across cosmic...

Narrow Line Seyfert 1s (NLS1) are the lowest mass, highest mass accretion rate Active...

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自己重力的降着円盤の分裂;連星への影響

Self-gravitation can play a role in protoplanetary- and AGN-disks. If they are massiv...

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A New Stellar Population in the Bulge, and a new survey

By mass, the Galactic bulge is actually dominated by a relatively metal rich bar. T...

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大規模構造における統合摂動論とバイアス効果

精密宇宙論の時代が本格的になってきた。最近ではPlanck衛星によるCMB観測によって、標準的な宇宙論モデルで驚くほどうまく宇宙を説明できることが示されたが、ダークマタ...

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近傍銀河の分子ガス撮像観測プロジェクトCOMINGで探る分子ガスと星生成

銀河内部のどこでどのようにして星が生成されるのかということを知ることは,銀河においてガスから星へと転換してきた進化史を解明する上で不可欠である。しかし,ミリ波の分子スペ...

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超エディントン降着の物理

ブラックホール周囲の降着円盤は、活動銀河核やX線連星など、明るくコンパクトな天体のエネルギー源と考えられている。降着円盤理論の礎である標準円盤理論は、クェーサーやX線連...

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テラヘルツが拓く火星資源探査ビジネス

近年、月面ビジネスが盛んになるなど、人類の活動の場は、地球近傍宇宙に広がっている。そのエネルギー源は水である。我々は、テラヘルツを用いることで10kg以下のセンサの超小...

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天体形成研究会

この研究会は,広い視点で天体の形成に関わる理論的研究と観測の現状についての情報の共有と意見交換を行う機会を設けるものです。 また,本研究室内で学位論文を控えている学生の...

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銀河・銀河間ガス研究会2018

8月8−10日の日程で筑波大学計算科学研究センターにて "銀河・銀河間ガス研究会2018” を開催します。 本研究会は理論観測問わず銀河形成、銀河間ガス、宇宙再電離...

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「超巨大ブラックホール研究推進連絡会」第5回ワークショップ

2013年に超巨大ブラックホール研究の各種情報交換を行うためのコンソーシアムとして,「超巨大ブラックホール研究推進連絡会」Supermassive Black Hole ...

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宇宙生命計算科学連携拠点 第3回ワークショップ

当センターでは,宇宙分野,惑星分野,生命分野の協働による宇宙生命探究の計算科学の確立を目指し「宇宙生命計算科学連携拠点」プロジェクトを推進しています。このたび本プロジェク...

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Formation of the Andromeda giant stream: asymmetric structure and disc progenitor

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Diffuse Ly$\alpha$ haloes around galaxies at z = 2.2-6.6: implications for galaxy formation and cosmic reionization

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Relics of Galaxy Merging: Observational Predictions for a Wandering Massive Black Hole and Accompanying Star Cluster in the Halo of M31

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What is the Physical Origin of Strong Ly$\alpha$ Emission? II. Gas Kinematics and Distribution of Ly$\alpha$ Emitters

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Hierarchical Formation of Dark Matter Halos and the Free Streaming Scale

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Merger criteria of multiple massive black holes and the impact on the host galaxy