研究会・ワークショップ

「超巨大ブラックホール研究推進連絡会」第5回ワークショップ

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サイエンス・開催趣旨

2013年に超巨大ブラックホール研究の各種情報交換を行うためのコンソーシアムとして,「超巨大ブラックホール研究推進連絡会」Supermassive Black Hole Research Consortium (SMBH-REC) を立ち上げ,第1回のキックオフワークショップを愛媛大学で開催いたしました。本年も,高赤方偏移の巨大ブラックホール形成に焦点を当て,第5回のワークショップを開催いたします。

赤方偏移7を超えるクェーサーの発見は,1億太陽質量を超える巨大ブラックホールが8億年程度で誕生したことを示していますが,このような巨大ブラックホールが,どのように誕生したのかは明らかにされていません。この問題の解明には,宇宙論的天体形成の枠組みの中で,初代ブラックホール形成と原始銀河中の巨大ブラックホール成長を明らかにすることが必要です。本ワークショップでは,SMBHの起源と進化に関する観測と理論のレビュー,関連する招待講演をお願いしています。